『イルプーモ』のナポリ風ジェノベーゼ リガトーニ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役はイタリア料理店『イルプーモ』の仁井康博シェフ。今回はジェノベーゼ! とは言っても鮮やかな緑色のバジルソースではなく、カンパニア州の茶色いソースです。たっぷりの玉ネギと豚肉で作る、シンプルで滋味深いソース。玉ネギの凝縮した旨みがたまりません。スパゲティーよりもショートパスタの方が合うので、もちもちのリガトーニでぜひ!

材料

  • 4人分
    リガトーニ…210g
    豚肩ロース肉(さいの目切り)…200g
    玉ネギ(薄くスライス)…大2個(約600g)
    ミニトマト…8個
    バジル(ちぎる)…2枚
    [A]ぺコリーノチーズ・パルメザンチーズ(各すりおろす)…各10g
    [A]EXVオリーブ油…小さじ1
    塩…4g
    オリーブ油…大さじ1
    ペコリーノチーズ(すりおろす)・黒コショウ・バジル…各適量

作り方

1
豚肩ロース肉に塩、黒コショウを軽く振り、オリーブ油を熱した鍋で色が変わるまで中火で炒める。玉ネギを加え、しんなりしてきたら蓋をして弱火にし、コンロタイマーを20分に設定して蒸し焼きする。
玉ネギを炒める
20分ぐらい弱火でじっくり炒めて、玉ネギの甘みを引き出します。
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2
鍋にたっぷりの水を入れ、「麺ゆでモード」を選択。袋の表示に従ってタイマーを設定し、沸騰したら湯量1%の塩を加えてリガトーニを茹でる。
リガトーニを茹でる
パスタを茹でる際は、火力を自動調節し、ふきこぼれを防いでくれる「麺ゆでモード」で。投入時や茹で上がりをブザーで知らせ、自動消火してくれます。
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3
①にミニトマト、バジルを加える。②と[A]を加え、水分が少なければ水か②の茹で汁を加えて和える。
リガトーニとソースを和える
ソースの玉ネギの水分にもよるので、水分が足りないようならパスタの茹で汁で加減します。
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4
器に③を盛り、ペコリーノチーズと黒コショウを多めに振る。バジルを飾る。
ナポリ風ジェノベーゼ リガトーニの完成
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profile

『イルプーモ』店主

仁井康博さん

加古川市出身。大学卒業後、神戸のイタリア料理店を経て渡伊。トスカーナ、プーリア、ピエモンテ、ヴェネト、アブルッツォ州など全9軒で約4年半修業しながら全土の料理を食べ歩く。2018年に甲子園口ほんわか商店街に自店を構える。明石『つる一』の魚介をはじめ、旬の素材を軸に、各地の郷土料理をアラカルトで提供。ワインはもちろん、チーズや食後酒も各地のものを揃え、イタリア食文化の魅力を伝える。今も現地を訪ねて郷土料理を研鑽し、メニューをブラッシュアップしている。

使用したコンロはクラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。