『お菓子教室シトロン』山本稔子さんのレモンのクレープ

京都で『お菓子教室シトロン』を主宰する山本稔子さんに、ガスコンロで気軽に作れるレモンを使ったおやつのレシピを教えていただきました。初夏は、レモンの酸っぱさや爽やかな香りがぴったりです。今回は、山本さんがフランスを旅した時に出合ったという「レモンのクレープ」をご紹介。焦がしバターの風味豊かな、もちもち食感のクレープにバターとグラニュー糖をのせ、レモンをギュッと搾るだけ。クレープ生地の美味しさをシンプルにお楽しみください。

材料

  • 直径18㎝(約8枚分)

    <生地>
    薄力粉(ふるっておく)… 90g
    牛乳 … 300g
    バター(発酵バターがお薦め)… 30g
    グラニュー糖 … 40g
    溶き卵 … 2個分
    バター(発酵バターがお薦め) … 適量

    <トッピング>
    グラニュー糖 … 適量
    バター(発酵バターがお薦め)… 適量
    レモン(くし切り)… 適量

作り方

1
バターを小鍋に入れて中火で溶かし、キャラメル色になるまで焦がす。
バターを焦がす
10
2
ボウルに溶き卵とグラニュー糖を合わせ、泡だて器ですり混ぜる。牛乳の1/4量を加えてゆっくり混ぜる。
グラニュー糖を加える
10
3
薄力粉を3回に分けて加え、その都度ゆっくり混ぜる。
小麦粉を加え混ぜる
10
4
残りの牛乳を加えて、ゆっくり混ぜる。①を加えてしっかり混ぜ、ラップをして冷蔵庫でひと晩以上寝かせる。
焦がしバターを加える
10
5
フライパンにバターを熱し、「温度キープ機能」を180℃に設定する。④を70㎖(1枚分)均一になるよう薄く広げて焼き色を付け、裏返してもう片面を焼く。
生地を焼く
130〜220℃まで10℃単位で温度をキープしてくれる便利な機能は、クレープを焼く際も活躍。180℃に設定するとキレイに焼き色に仕上がります。
10
6
⑤を枚数分繰り返す。
クレープ焼き上がり
10
7
皿に盛ってグラニュー糖を振り、バターをのせる。いただく直前にレモンを搾る。
レモンのクレープ完成
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profile

『お菓子教室シトロン』主宰

山本稔子さん

京都・嵐山で生まれ育った生粋の京都人。東京の名パティスリー『イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』の教室でフランス菓子の基礎を学ぶ。2002年から始めた『お菓子教室シトロン』の生徒数は延べ2万人以上で、レモンを主役にしたパティスリーを開いていたほどのレモン好き。2024年に初のレシピ本「京都のお菓子教室シトロンの レモンのお菓子」(京阪神エルマガジン社)を上梓。
『お菓子教室シトロン』の詳細はhttps://citron-kyoto.com/

使用したコンロは
クラスS [H]シリーズ

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amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。