『新奈』の酒粕粉チーズ風

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、奈良にある居酒屋『新奈(にいな)』の女将・百合奈さんに、燗酒に合う酒肴レシピを教えていただきました。肌寒くなってきたこの時期、ひと手間かけた料理と燗酒でほっこり温まってください。
今回はおまけレシピ。そろそろ酒粕の季節です。ただ、調理するとなると粕汁や粕漬けなど使い方がワンパターンになりがち。そこでおすすめしたいのが「酒粕粉チーズ風」です。粉チーズのように料理の仕上げに使うのもよし、ほのかな甘みと香ばしさもあるので粗めに砕いてお酒のアテにしても。簡単なので、ぜひ作ってみてください。

材料

  • 作りやすい分量
    酒粕…100g
    アーモンドパウダー・米粉…各30g
    塩…3~5g
    オリーブ油…大さじ1弱

作り方

1
柔らかくした酒粕に、アーモンドパウダー・米粉、塩、オリーブ油を加えて混ぜ、アルミ箔の上に薄く伸ばす。
2
水なし両面焼グリル「焼網」の上にのせ、「上火:弱、下火:弱」で7~10分ほど焼く(表面が焦げそうになったら、アルミ箔を被せるとよい)。
3
粗熱が取れたらフードプロセッサーなどで粉末状にする(※冷凍で2週間保存可)。
酒粕粉チーズ風の完成
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profile

『新奈』店主

百合奈さん

料理上手な祖母の影響で、幼い頃から料理好き。美容系の仕事をしながら独学で料理の腕を磨きつつ、日本酒、特に燗酒にハマり、研究を重ねる。料理の腕を知るご主人からの勧めもあり、2023年自身の店を開店。“手間は愛情”をモットーに、家庭料理にひと手間を加えた和洋中のおばんざいが人気。ジビエハンターから届く鹿肉の一品、「谷町納豆」や自家製のあんこのアテも名物。日本酒の品書きはなく、お薦めの銘柄を的確な温度帯で提案する。各地の日本酒イベントにも積極的に参加している。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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