関西モーニング手帖Vol.4/メニュー20種、迷う楽しみ。『coffeeshop WARARA』
お客さんの「あれ欲しい」「これ要らん」の結果……
モーニングはなんと約20種!「最初はシンプルなセットだけだったんですが、『パン要らんけどサラダ欲しいねん』とか『白ごはんないの』とか『朝も生姜焼きやって』とか、お客さんの要望に応えていった結果がコレ。つまりみんなのカスタマイズプレートがそのままメニューになった感じです」と、店主のとしかさん。
まだ中崎町がおしゃれタウンになる前の2014年、「梅田に夜行バスで着いた子たちが食べるお店がないから」と、朝ごはんの救世主としてオープン。としかさんの面倒見の良さが溢れた空間というわけです。
外国のアンティークが埋め尽くす不思議空間
モロッコランプや古いトランク、不思議な壺など、店内を埋め尽くす雑貨やインテリアは全て、年1~2回の仕入れ旅行でゲットしてきたもの。アメリカやベルギー、チェコ、オーストリア、セルビア……と国は多岐にわたります。ちなみにとしかさんはWARARAの前は古着屋を10年営んでいたので、関西古着情報はかなりのコア度。興味があったら話を聞いてみてください。
モーニング①トーストが選べる「ハーフ&ハーフ ブランチ」
選ぶのにもひと苦労なモーニングから心を鬼にして一つ選ぶなら、人気のハーフ&ハーフを。しかもトーストは「ピザ」「カレー」など7種から2種選べるので、また選択の迷路にハマるわけです。この時は選びませんでしたが、バーナーで表面を炙ってキャラメリゼする「シュガー」もオススメだそう。
お皿には、大原で知人が育てているという有機野菜を使ったサラダに、名物のナポリタン、程よい半熟加減の目玉焼き、こんがり焼いたウィンナー……と、ランチと言っても良いぐらいのボリューム感。
モーニング②具だくさん味噌汁付き!「朝ごはん定食」
「ワシごはん派やねん」という方には、ライスに味噌汁が付いた朝ごはん定食を。この味噌汁がまた力作で、ナスやネギや人参など具だくさんな上に、「味噌は鹿児島の親戚が造っている自家製なんです。ちょっと甘めでしょ」。確かに、お店で使う味噌も醤油も鹿児島のものなので、独特の甘みと濃厚なコクが特徴。他のメニューはブランチタイムもオーダーできますが、この「朝ごはん定食」はモーニング時間帯のみです。
○○○で味変するドライカレー
喫茶店好きの間で、「wararaと言えばドライカレーでしょ!」とまで絶賛される、名物の一品。三角山のフォルムに盛られた、一見普通のドライカレーですが、添えられているのはレモン。まずはそのままドライカレーを食べてみると、最初は甘くて後からじわ~っとスパイスが効いてくる、2階建ての味構成。しかし単に辛&甘ではなく、ハーブやスパイスの香り、赤ワインの芳醇なコク、ケチャップの自然な酸味などが複雑に折り重なっています。しっとりウェッティなのでパクパク食べ進みますが、レモンをお忘れなく。
“騙されたと思って”きゅっと絞って再び食べてみると、辛さの角が取れてフルーティー感が増しています。聞くとこのドライカレーはペーストを5~6時間煮詰めて、自家製のケチャップソースを加えて、甘さの元となるタマネギも大量に炒めて挽き肉と合わせて……と相当な手間を掛けて作られたもの。
ナポリタンも、生姜焼きも、オムライスも、としかさんは「どれも家庭料理ですよ。息子を育てた味です」と謙遜するけれど、目玉焼きの半熟加減ひとつとっても「家じゃなかなかこうはできない」としみじみ感動する絶妙な火入れや味付け。「夜営業もしようかなあ」と言うから、そのうち気まぐれで夜WARARAの扉が開く……かもしれません!
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- 店名
- Coffee Shop WARARA
- 住所
- 大阪市北区中崎3-2-22
- 電話番号
- 06-6147-6262
- 営業時間
- 6:20~15:30 ※モーニングは6:20~10:30
- 定休日
- 不定休 ※Instagramの営業日カレンダーを確認
- 交通
- 地下鉄谷町線中崎町駅2番出口から徒歩2分
- メニュー
- WARARAブレンドコーヒー500円、バタートーストBasic850円(モーニングのみ)、豚の生姜焼き定食1730円、ドライカレーとミックスジュースのセット1680円。
- 外国語メニュー
- 英語
- 公式サイト
- http://warara.net/
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