連載「からから料理帖」3月号のつくれぽ

連載「からから料理帖」3月号のつくれぽ

ピックアップTopics!

2023.03.03

文・撮影:「あまから手帖」編集部・白川恵理子 イラスト:ヒラノトシユキ

2023年1月号から連載がスタートした、料理研究家・冷水希三子さんの「からから料理手帖」。編集担当が、最新号「あまから手帖3月号」掲載のレシピで料理してみました。

ほろ苦い、春色の玉子料理

まずは菜の花に水を吸わせて、パリッと元気に。3cm幅くらいに切って、少量の水、オリーブオイル、塩をかけて15分ほど、蒸すような感じで火を入れます。

水揚げ1時間ほど水揚げすればピンシャキに。

鍋少量の水で15分も火を入れ続けられるのか、この時点でちょっと不安。

15分経過。ここで塩気の確認のため、味見。くたっと仕上がった菜の花にオリーブオイルの香り、もう、これだけで美味しい!

15分経過うまい具合に蒸気は枯れることなく、くたっとなっていきました。

卵に塩などを入れてほぐし、フライパンへ。そこへ先ほどのくったり菜の花を入れてシャッターチャンス、って思ったよりも卵が固まるのが早い!!!もう一つ小さいフライパンで調理すればよかった。

たまごレモンの皮なんかも入ります。

焼きひーっ! 薄いスパニッシュオムレツのような状態に!! 

仕上がりは炒り玉子with菜の花、といったバラバラな仕上がりに。冷水先生から送られてきた写真は、もっと卵がふんわりトロっとして菜の花と一体感があったのですが…。
一応お味はばっちり。ですが、先生の原稿には「霞を食べているよう」とあったので、ふわとろ目指して私はもう一度リベンジします。

完成「お好みで」というレモンとパルミジャーノ・レッジャーノもぜひ。

掲載号
あまから手帖2023年3月号『中華の町へ』
菜の花たまごの詳しい(そして正しい)レシピは「からから料理手帖」にて。

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

Related article 関連記事