カレーなる6月号ができました。

カレーなる6月号ができました。

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2023.05.23

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:岡本佳樹、西島渚、エレファント・タカ、佐伯慎亮、高見尊裕

6月号は、あまから手帖初のカレー特集です。
カレーしか出てきません。でもカレーは多種多様。カレーの数だけ、物語も在ります。それらが全部詰まったバラエティある一冊となりました。夏に向けて日増しに暑くなる時季、みなさんのカレー欲を刺激しちゃいます。

目次

みんな違ってみんな良い(カレーのハナシ)

みんな違ってみんな良い(カレーのハナシ)

6月号はカレー特集です。

表紙でどーん。と存在感を示すカレーは特集には出てきません。

なぜこのカレーが表紙になったのかというと、「ザ・家カレー」というビジュアルが今回の特集内容に合っているなぁと思うのです。
カレーと一口に言っても、めちゃめちゃ種類があります。百人百様。千差万別。同じカレーなんてありません。

その中でカレーと聞いて日本人全員の共通イメージとしてあるのが「家カレー」ではないでしょうか。つまり、特集には様々なカレーが出てくるので、あえてスタンダードなビジュアルのカレーがいい。という結論に至ったのです。(ちなみに表紙はとある雀荘のカレー)

そんなカレー特集の始まりを飾る「ラクシュミ」は、今年35周年。

人気店でありながら、メディア露出がほとんどないという、ベールに包まれた「ラクシュミ」の歴史、気になりますよね。ぜひ本誌でご覧ください。

ラクシュミのカレー「ラクシュミ」はライスを囲むアチャールや副菜も手が込んでいて、楽しみのひとつです。(撮影:西島渚)

カレーにまつわる店物語も盛りだくさんです。

神戸・三ノ宮でインド人一家が営む、現地感満載の「クスム本場家庭料理」、奈良の生駒山の広大な敷地をもつ「森のレストラン ラッキーガーデン」では、開放的な気分でスリランカカレーを。
インドに行ったり、スリランカな気分に浸ってみてください。

クスム本場家庭料理のキッチンの様子「クスム本場家庭料理」の調理場にメディア初潜入(?)貴重なクスムさんのショットもあります。(撮影:エレファント・タカ)

森のレストラン ラッキーガーデンのカレープレート「森のレストラン ラッキーガーデン」のプレート。太陽の下で食べると、美味しさも倍増です!(撮影:佐伯慎亮)

「バラ」と、なんとも気になる店名で、60年ほど続く和歌山のソウルフード(?)も訪ねてきました。名前の由来は果たして…?

5月号に続き、ハリーの部屋の第2弾もあります。今回は、カレー味のあれこれ。

「TADKA2」のコースでは、見たこともないようなインド料理をご紹介します。

TADKA2のコース料理「TADKA2」のコースより。(撮影:高見尊裕)

他にも、鮮やかに誌面を彩る個性的なスパイスカレーあり、そのビジュアルでもって食欲を刺激してくるカツカレーあり、モダン建築のハイカラな空間で食べる欧風カレーあり、風土や食文化によって独自に進化したアジア各国のカレーあり。

特集最後には、「カレーの人」こと、水野仁輔さんが登場します! カレーやスパイス料理を研究する京大カレー部を訪問して、授業と実習。カレー愛が溢れまくりの誌面になっています。

関西の有名校+編集部員の出身校をまわる学食カレーの旅や、100年目を目前に控えた甲子園カレーなど、ちょっと青春を思いだしそうなページもあったり…

改めて、カレーは幅が広い!と感じる特集になりました。

6月号は5/23発売です。

夏に向けて、じわじわと暑さが増す時季です。ぜひ、カレーなる日々を送ってください。

掲載号
あまから手帖/2023年6月号 カレー(仮)

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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