「OMO7大阪(おも) by星野リゾート」宿泊記①

「OMO7大阪(おも) by星野リゾート」宿泊記①

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2023.08.02

文・撮影:「あまから手帖」編集部

2022年4月に大阪・新今宮に誕生した「OMO7大阪」では、新世界串かつツアーやガーデンエリアでのイベントなど、数々の宿泊者専用アクティビティが。2023年、さらにパワーアップした「OMO7大阪」を体験してきました。

目次

遊び心と心遣いでもてなされる1泊2日のスタート 新アクティビティ、西成はしご酒へ ホテル情報

遊び心と心遣いでもてなされる1泊2日のスタート

まずはレセプションのある2階のパブリックエリア「OMOベース」へ。エントランスはトンネルのようになっていて、たこ焼きをモチーフにした図案がデザインされています。

星野リゾートOMO7大阪エントランスたこ焼きトンネルの先にはレセプションの他、カフェやビュッフェレストランなどがあり。

チェックインを済ませ、さっそくお部屋へ…の、その前に。自室や館内で寛ぐのにぴったりな浴衣や、歯ブラシなどのアメニティをレセプション横の棚から必要な分、自分で選んでお部屋に運びます。浴衣はフグや通天閣など、大阪にまつわるモチーフが刺繍してあって、どれが当たるかお楽しみ。

星野リゾートOMO7大阪エントランス浴衣ラウンジウエアアメニティ浴衣は子ども用もあり。この左隣の棚に歯ブラシやヘアブラシ、カミソリなどが用意されています。

そしてお部屋へ。今回は50㎡という広い空間が気持ちのいいデラックスルームに泊まりました。大きなテーブルと座り心地のいいソファは、2Fの「OMOカフェ&バル」で買った軽食などをいただくにも便利。そして、とっても嬉しいのが、どの部屋も靴を脱いでくつろげるところ。バスルームはお手洗いと別で洗い場があるのも使い勝手がいいですね。他にも、友だち同士の旅行にぴったりな「いどばたスイート」や、ワンちゃんと一緒に泊まれるお部屋も。

星野リゾートOMO7大阪デラックスルーム今回泊まったお部屋の大きな窓からは、通天閣やあべのハルカスが見えました。

洗面所のコップには、番号が振ってあって、何人かで泊まった時に、前日使った自分のコップと歯ブラシがわからなくなった、なんてことはなし。こんな、ちょっとした心遣いが嬉しいですね。

星野リゾートOMO7洗面所コップ星野リゾートらしい心遣いと遊び心が館内のいろんなところで見られます。

新アクティビティ、西成はしご酒へ

お部屋で一息ついたら、「じゃますんでー、なにわ店主と出会う西成はしご酒」へ。2023年4月からスタートした新アクティビティです。

星野リゾートOMO7大阪マップ「OMO」名物、周辺の観光スポットや美味しいお店がチェックできる「Go-KINJO MAP(ご近所マップ)」前で待合せ。

ホテルから新世界を抜け、西成へ。この日まず訪れたのが「酒房 豊後(ぶんぷく)」。安旨な肴が豊富に揃う居酒屋です。店主のお母さんが作る名物のポテトサラダ、とん平焼きに、この日は鯨ベーコンといったラインナップのOMOセットで一杯。そう、店の名物を集めた、「OMO7大阪」オリジナルのセットが用意されているのだ。合間で「とん平焼きって大阪発祥と言われているんですよ」、なんてご主人がにこやかに話しかけ、地元客が優しい目で見守ってくれるのも、ツアーで訪れたからこそ。

星野リゾートOMO7大阪西成はしご酒動物園前一番街の3軒をご案内いただけます。

星野リゾートOMO7大阪西成はしご酒豊後「豊後」ではポテトサラダととん平焼きに、日替わりの一品が登場。

お次は「酒房 豊後」のお向かい、「南自由軒」へ。実物なら何人前!? という大きなオムライスの看板が目印。この100年続く洋食店では、名物のオムライスを特別にミニサイズで。一緒に、「OMO7大阪」のソムリエが選んだ「カタシモワイナリー」の赤ワイン「山ソーヴィニヨン」を。オムライスと相性ピッタリの、この赤ワインは今回のツアー参加者のみが注文できるんですよ。

星野リゾートOMO7大阪西成はしご酒南自由軒優しくて旨みたっぷりのソースが特徴的なオムライス。

最後は、商店街の脇にある「ぶらり亭」へ。チャーミングでパワー全開のママがボケたりツッコんだりで笑いが絶えない、これぞ大阪、な居酒屋では、なんとてっさ(フグ刺身)とてっちり(フグ鍋)が登場! 大阪名物・旭ポンズでいただけば、なんとも贅沢な気分に。最後の雑炊まで堪能して、お腹いっぱいでツアーは終了。
本ツアーは宿泊者限定で毎週木~土曜開催、1名6000円(飲み物別途)。ツアーだからこそのいいとこどりメニュー、ガイドがいるからこその店主との楽しい会話が魅力。
2時間ほどのはしご酒を満喫して、「OMO7大阪」へ戻ります。

星野リゾートOMO7大阪西成はしご酒てっちりてっさフグ吉本新喜劇か! な笑いの絶えないカウンター。パワフルで話好きのママが店前でハイ、ポーズ!

■店名
『OMO7大阪(おも) by星野リゾート』
■詳細
【公式サイト】https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7osaka/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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