「OMO7大阪(おも) by星野リゾート」宿泊記③

「OMO7大阪(おも) by星野リゾート」宿泊記③

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2023.08.04

文/撮影:「あまから手帖」編集部

2022年4月に大阪・新今宮に誕生した「OMO7大阪」では、新世界串かつツアーやガーデンエリアでのイベントなど、数々の宿泊者専用アクティビティが。2023年、さらにパワーアップした「OMO7大阪」を体験してきた、2日目のお話。

目次

朝焼けにそびえる通天閣は、ビールのため!? 朝食ビュッフェも、大阪全開 木津市場へ、だしツアーに繰り出す ご近所を満喫するホテル、OMO 店舗情報

朝焼けにそびえる通天閣は、ビールのため!?

昨日は西成はしご酒、OMOベースでの講座に「Naniwa風鈴まつり」と盛りだくさんの一日でしたが、温浴棟「湯屋」でしっかり疲れをとって、まだ空に朝焼けの残る時間帯に起床。

星野リゾートOMO7大阪通天閣宿泊当日は大規模リニューアル工事中で夜のライトアップもなかった通天閣。でも、界隈のシンボルはやっぱり存在感あり。

というのも、“朝ビール”のための早起き。8月31日まで、「水なすモーニングビアガーデン」が開催されているのだ。朝からビール!? と驚く人もいるでしょうが、お酒好きにとって旅先での朝からアルコールは、至福の時。

モーニングビアガーデンでは水ナスのピンチョスプレート1500円に、大阪のクラフトビール5種各1000円~が用意されている。水ナスピンチョスはフレッシュな瑞々しさが楽しめるマリネ、火が入ってとろり仕上がった焼き水なすとローストビーフなど、3種がワンプレートに。

みやぐりんを挟んだ向こう側はJR新今宮駅で、出勤する人々を眺めながら、優雅に朝ビールを体験、なんてことも。

星野リゾートOMO7モーニングビアガーデン向こう岸に見えるのはJRのホーム。クラフトビールは「ONE's BREWERY」の、けるしゅを選びました。

朝食ビュッフェも、大阪全開

水なすのピンチョスはしっかり食べごたえがありましたが、食いしん坊の性というか、興味が勝り、朝食会場へも。ここでも大阪らしさは健在です。
ライブキッチンでは、よくある玉子料理ではなく、目の前で削ったカツオ節で引くだしが香るうどんとねぎ焼きを提供。木津市場の皆さんが作ったお惣菜も多種並び、特に女性に人気でした。もちろん、洋食系も充実していて、マリトッツォやベーグルサンドのほか、盛付けの美しいサラダも。

ちなみにこのレストランでは開業当時、夜はコース料理の提供をされていましたが、夜もビュッフェにリニューアル。さらに、いろんな世代に使いやすくなりましたね。

星野リゾートOMO7朝食ビュッフェ鰹節カツオ節を削るマシーンも見ていて楽しい。ご飯が進む木津市場のお惣菜のほか、フレーバーウォーターも人気。

木津市場へ、だしツアーに繰り出す

しっかり腹ごしらえをしたら、7:30~の「ええだし出てますわツアー」に参加。木津市場を巡りながら、大阪のだし文化について知ることのできるツアーです。市場まで徒歩で約15分。朝食後のお散歩にもいいですね。

OMOレンジャーが昆布やカツオ節、なにわ伝統野菜を扱う店などを案内してくれます。途中、「平松鰹節店」では、鯖節やカツオ節の食べ比べでその味の違いを体感させていただきました。

木津市場では一般客のお買物も可能なので、お土産選びにも使える! ちなみに、参加は無料。案内していただいて、そのまま市場内の飲食店で朝食を摂ることも可能です。

星野リゾートOMO7木津市場だしツアー乾物店や精肉店もまわりつつ、大阪の食文化について、OMOレンジャーとお店の方がいろいろと教えてくださいます。

ご近所を満喫するホテル、OMO

「星のや」や「リゾナーレ」など、様々なホテルブランドを擁する星野リゾートの中でも、「OMO」は、ホテルとその周辺のご近所すべてを丸ごと楽しむのがコンセプト。「OMO7大阪」では、ホテルの中はもちろん、新世界や西成、木津市場といったご近所を満喫できるアクティビティが、今回ご紹介した以外にも盛りだくさん。

関西から、さらに大阪府内・市内からの旅行先としても、大阪のディープな文化に気付き、知ることのできる「OMO7大阪」、お薦めです。

星野リゾートOMO7ビリケン最後は1Fエントランスすぐにいらっしゃるビリケンさんにバイバイして、帰路へ。

■店名
『OMO7大阪(おも) by星野リゾート』
■詳細
【公式サイト】
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7osaka/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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