人気スパイスカレーがついに定住(?)

人気スパイスカレーがついに定住(?)

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2023.09.29

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:百々武

10月号の連載「ダウン・バイ・ロー」はいつもと様子が違う?豊田道倫さんから提案された店はまさかの新店。しかも、スパイスカレー界で熱烈な支持者の多い堕天使かっきーさんの初の実店舗という注目店です!

目次

連載初の新店は超注目店! クセになるのは”彼ら”か、”彼らの料理”か 店舗情報

連載初の新店は超注目店!

大阪のスパイスカレー界でその名が知られる“堕天使かっきー”さん。

これまでは期間限定の間借り営業やイベントの出店などでのみ、カレーを提供するスタイル。2023年6月号であまから手帖誌上初のカレー号制作時もその名前はもちろん挙がっていました。

ただ、その時はちょうど間借り営業もしていない時期。残念ながら取材を諦めたという背景があったんです。

そんな“堕天使かっきー”さんの実店舗オープンの情報をいち早く聞いたのは、意外にも豊田道倫さんからでした。

これまでの連載「ダウン・バイ・ロー」で紹介してきたように、ちょっと昭和の雰囲気が残る店を好む豊田さんから新店情報をいただくことも意外だったし、豊田さんもスパイスカレー食べるのか、と。(失礼!)

豊田さんも本誌で書かれていますが、どうやら“かっきーさんのカレー”は食べるようですね。

かくして、堕天使かっきーさんの店「堕楽暮 ダラクレ/だらくれ」の開店直後の掲載となりました。雑誌ではあまから手帖が最も早いのでは?と勝手に嬉しく思っていたりして。
でもまさか、特集の取材ではなく、先に連載でうかがうことになるとは、、

クセになるのは”彼ら”か、”彼らの料理”か

「堕楽暮」は、“堕天使かっきー”さんと一緒に店を営む“小麦のレ”さんによる、カレーと、スパイスを使ったアテやスイーツが楽しめるお店。
カレーは自由で、なんだか優しくて、面白くて、ふわっとスパイスが香るスイーツは、お酒にも合いそうな、クセになる味。
店内は、シンプルなのに、随所にお二人の感性が光るユニークな空間。
BGMはレコードで。
イベントや間借りでは体験できない、彼らの感性が存分に味わえるのが、この場所ならではの魅力です。

店があるのは松虫駅を降りてすぐの場所。
天王寺駅からも歩けますが、のんびりと阪堺電車に揺られてくるのもお薦めです。

堕天使かっきーさんと小麦のレさん 「堕楽暮」所属の 堕天使かっきーさん(左)と小麦のレさん。

堕楽暮 ダラクレ/だらくれのカレー 8月のある日のカレー。鯛出汁×鶏キーマ。オリーブ ムール貝ライス。ブルーベリーの豆腐ライタ。アスパラの自家製ヤンニョム。900円。トッピングに、堕天使式で漬けにした天然ハマチ。300円。

■店名
『堕楽暮 ダラクレ/だらくれ』
■詳細
【住所】大阪市阿倍野区松虫通1-1-4
【電話番号】なし
【営業時間】12:00~17:00、18:00~24:00
【定休日】不定休
【Twitter】https://twitter.com/daraku_re
【Instagram】https://www.instagram.com/daraku_re/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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