「SAVOY」の在り方

「SAVOY」の在り方

ピックアップTopics!

2024.01.10

文:「あまから手帖」編集部・森千尋 / 撮影:山口謙吾

1988年創業、ビーフカレー一本。震災前から変わらず愛され続ける、神戸市民にとってのカレーの正解。

目次

店でも、家でも堪能すべきビーフカレー 店舗情報

店でも、家でも堪能すべきビーフカレー

三ノ宮のセンタープラザ東館地下1階に古くからあるカレー店「SAVOY」。パスタ店なら多くのパスタが、コーヒー店なら多くのコーヒーが。看板に偽りなしと、特化したメニューを取り揃えるのが専門店の在り方かと思っていたが、「SAVOY」へ行くとそんなことはどうでも良くなる。メニューはビーフカレーただひとつのみ。50円で生卵を追加するのは自由だが、キャベツのサラダは自動的に付いてくる。黄金のターメリックライスは大中小とを選べるが、よほど空腹でない限りは中以下にすることをお薦めする。

たっぷりの野菜と牛肉、16種類ものスパイスが溶け合い、見た目には具材は入っていないと言ってもいい。それでも僅かに感じる牛肉の繊維と、とろとろの脂、野菜の甘みは家庭では出そうにも出せない味だ。数年前閉店の噂が流れた時には悲しみに膝をついたものだが、こうして店は今も営業してくれている。感謝しなければならない。

「SAVOY」は実は冷凍カレーも販売している。店で作ったカレーをそのまま、家に持ち帰ることができるのだ。1人前220グラム、550円。昼どきには店には列をなすことも多いので、冷凍庫にストックしておくのも一つの手かと思う。

「SAVOY」のビーフカレービーフカレー800円。卓上には複数のピクルスなど、箸休めアイテムが。

■店名
SAVOY
■詳細
神戸市中央区三宮町1-9-1 センタープラザ東館 B1F
☎︎078-333-9457
https://www.instagram.com/kobe_curry_savoy/

正月はもちろん、正月でなくとも年中めでたい天神橋筋界隈。昔は「おじさんの街」なんて呼ばれていた天満も、今やすっかり美食の街に…?桂二葉さんにもご登場いただき、あまから流に天神橋筋を一気通貫!

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

Related article 関連記事