春や夏でも鍋を楽しみたい!

春や夏でも鍋を楽しみたい!

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2024.04.26

文・撮影/あまから手帖編集部

本来ならば、年間を通して楽しめるハズの鍋も、春や夏ともなれば、どうしても季節外れに感じてしまうのはなぜか。その一つの要因とは?

目次

冬以外、鍋が盛り上がらないのはアレが原因!?

冬以外、鍋が盛り上がらないのはアレが原因!?

とある春の日、久々に鍋が食べたくなり、市販の鍋つゆを買いに行ったら、それまで盛大にディスプレイされていた棚が無くなり、どこを探しても見当たらない。

近所にある他のスーパーやコンビニなど、5軒程巡ったところで諦めた。
何個か売れ残りらしき商品はあったが、好きな銘柄は発見できずで。

どうやら、スーパーなどで扱う鍋の関連商品は、シーズン商品のようで時季が過ぎれば無くなってしまうらしい。どこかの店にでも食べに行くかと思っていた矢先、たまたま担当したあまから手帖5月号京都特集のテイクアウトコーナーで、運よく極上鍋と出合った。

「ototojet」の鍋セットのどぐろとハマグリの鍋セット17500円

詳細はあまから手帖5月号でチェックしていただきたいが、地元で採れた山菜をはじめ、肉厚の椎茸、旬ののどぐろとハマグリの鍋は、春らしい色彩で美しい。普段感想を言わないカメラマンが絶賛していたほどだ。

これが季節ごとに具材が変わっていくのだから、1年を追いかけたい気持ちにもなるが、一般庶民の身としては、価格からも市販の鍋つゆほど、おいそれというわけにはいかない。

これからコツコツ貯金すれば、年末には2~3セットは買えるかもなど思いつつ、やはり鍋は冬の風物詩であるべきなんだなと……。

■店名
ototojet
■詳細
【住所】
京都府京都市北区紫野石龍町39-1
【電話番号】
☏非公開
https://www.ototojet.net/

年に一度の京都特集。新店を中心に、編集部員がいま行きたい、行っていただきたい魅力的な店をご紹介。京都の顔になりそうな高級店から、意外と多いエスニック、スイーツ、昼呑み、綾部の田舎中華、グロッサリーのテイクアウトなど盛りだくさん。京都のあさ、ひる、ばん、ばん、ばん! の情報がたっぷりです。

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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