
話題沸騰! 『イル フォレット』のクリームチーズ4種セット
contents
職人肌の料理人
『イル フィオレット』は、山口幸男シェフと、接客担当の美貴さんご夫妻による小さなイタリア料理店。「出来る限り手作りで提供したい」というシェフは、サラミ、ジビエの生ハムから調味料に至るまで自家製で提供しています。
そんなシェフの根幹にあるのは、「生きものの命をいただいている」という思い。命を無駄にしないための最たるものがハムなどの保存食であり、チーズは「子牛を育むためのミルクを分けていただいている」と山口シェフ。
食料に溢れた日常のなかで、食べものの本質を思い出させてくれます。
名作4種のクリームチーズ食べ比べセット
チーズ職人でもある山口シェフは、国内外のチーズコンテストで表彰台の常連。代表作は数多くありますが、なかでも近年の名作は「黒花(こっか)」と「露花(ろか)」です。
「黒花」は、黒ニンニクを練り込んだクリームチーズ。と聞くと、においについて気になりますが、黒ニンニクは驚くほどフルーティーな香りと味わいでプルーンに近い感じ。この黒ニンニクという日本の食材で勝負したワールドチャンピオンシップチーズコンテストでは、部門世界一の「金賞」に輝きました。
一方の「露花」もクリームチーズですが、こちらはワインでマリネした黒トリュフを練り込んだもの。瓶を開けると立ち上る高貴な香りにそそられます。普段からトリュフを扱う山口シェフだからこそ生まれたこのチーズ。シェフもお気に入りで、「誰が食べても『おいしい』といっていただけます」と嬉しそう。
この2品に、「露花」のベースでもある生クリームとジャージーミルク、ヨーグルトを使ったマスカルポーネタイプの「白花(しろはな)」、ドライフルーツや伊予柑ピール、アーモンドを練り込んだデザートタイプの「花橘(はなたちばな)」をセットにした、クリームチーズ4種の食べ比べセットを販売しています。
購入はお店、またはお取り寄せで
お店では、毎月1回「イルフィチーズの日」があるので、食事なしでも店頭で購入ができます。なかなかお店に行けない、という方は「あまからセレクション」でお取り寄せができます。商品のサイドストーリーも書いているので、ぜひご覧ください。
『イル フィオレット』の【自家製クリームチーズ】プレーン・黒ニンニク・黒トリュフ・ドライフルーツ
ほかにも「あまからセレクション」では、「黒花」「露花」に酸凝固タイプの完熟チーズ「名もなきチーズ」、これを進化させてスパイスをまとわせた「百花(ももか)」のセットも販売しています。
『イルフィオレット』の【あまからセレクション限定】チーズコンテスト受賞セット
各種単品もいろいろ♪
「あまからセレクション」イル フィオレットコーナー
さて、お気づきの方も多いと思いますが、シェフのチーズの名には「花」の字が多く入っています。
そう、シェフはお花が大好きなのです。店名もイタリア語で「小さな花」を意味し、シェフが作るお皿にはエディブルフラワーがたくさん咲いています。
ご自身でも菜園を持ち、80種以上の野菜やハーブ・エディブルフラワーを育てていて、お店でいただくことができますよ。
余談ですが、以前、私が育てていたハーブが虫に食べられてしまったことをシェフに話したところ、「虫さんが食べ切れないくらい、たくさんハーブを育てたらいいんですよ」と、生き物を大切にするシェフらしい解決策を提案してくれました。
recommend