大阪・関西万博でサントリーが取り組む “異色のコラボ”が面白い!

2025年大阪・関西万博がいよいよ開幕!今回の万博は「People’s Living Lab(未来社会の実験場)」をコンセプトに、世界の人たちがアイデアを交換し、未来社会を「共創」することで、新たなアイデアを創造・発信する場だ。
中でも注目したいのは、『サントリーホールディングス(以下、サントリー)』と『ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)』の異色のコラボ! カフェやレストランの魅力を深掘りしました!

ダイキンとのコラボ『水空 SUIKUU』

サントリーはコーポレートメッセージである「水と生きる」を掲げ、万博会場内に3つの“未来型”飲食店を展開する。場所は、海と空に開かれた「ウォータープラザ」にある商業棟「ウォータープラザマーケットプレイス西」。
まず注目したいのが『水空 SUIKUU(スイクウ)』。 「水と生きる」サントリーと「空気で答えを出す会社」ダイキンが共創する、高原をイメージしたレストランだ。アプローチには、壁一面のLEDパネルに広がる清々しい高原の景色! 爽やかな空気が漂い、一瞬にして旅気分に浸れる。

水空 高原イメージ
ウォータープラザマーケットプレイス西2Fにある『水空 SUIKUU(スイクウ)』。
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ウイスキー樽を再利用したテーブルが並び、フロアに漂うのは温かな雰囲気。天井のダイキン独自開発の「エアフォール空調」が、高い清浄効果で清涼で爽やかな空気をつくりだしている。また、エアコン特有の横風がなく、隣席のニオイを感じにくい設計になっているのだ。窓の方へ目を移すと、大屋根リングとウォータープラザが目の前に広がっていて、景色を楽しみながらゆったりと食事ができる空間になっている。
個室にも注目したい。ダイキンと東京大学が共創した「空気で旅するダイニング」は、空気のコントロール技術と映像・音響を組み合わせた、未だかつてない空気体験が実現。まるで高原の、大自然の中で食事をしているような臨場感を味わえる。

店内
席数は約190席。
個室
ダイキンが東京大学と共同開発した個室「空気で旅するダイニング」。
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「料理も高原をイメージしました」とは、サントリーホールディングス 大阪・関西万博推進室長の前波美由紀さん。 料理ジャンルの垣根を越えた独創的なメニューは、メインが選べるセットプレート3500円・5500円と、コース料理7500円・10000円・15000円。
例えば、3500円の「風プレート」であれば、「純あまトマトの冷製ポタージュ」はピュアな味わい。続く「愛媛県産養殖真鯛と香味野菜のカルパッチョ」は、脂ノリが良い真鯛の澄んだ旨みが印象的。続くタルティーヌには白州の名水を生かした「白州ベーコン」が使われている。
メインは3種から選ぶことができ「リンゴ和牛信州牛と信州米豚のハンバーグ(+800円)」など、食べ応えのある一品が続く。

プレートやコース料理のアペリティフには、雄大な山々で育まれた「サントリー天然水」が供される。また再生農業原料を用いた「水空エール(900円)」は、『水空 SUIKUU』だけの限定販売だから、ビール党は要チェック! 海を身近に感じながら高原で料理を味わっているような食体験と、未来の“空気体験”を実感してほしい。

料理
「風プレート」3500円は全6品。
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絶景カフェ『SUNTORY PARK CAFE』へ!

広すぎる万博会場で歩き疲れたなら、“心とからだを潤す公園”がコンセプトの『SUNTORY PARK CAFE』へ!『水空』があるウォータープラザマーケットプレイス西の1階に位置する、サントリー直営のカフェテリアだ。 フロアには水をモチーフにした座り心地の良いチェアや、爽やかなウォールアートが掲げられていて、植栽のグリーンとのコントラストが気持ちいい、癒しの空間。

内観
ウォータープラザマーケットプレイス西1階にある『SUNTORY PARK CAFE』。『水空 SUIKUU』同様、窓の外には大屋根リングという絶好のロケーション。
フリードリンク
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入店したならまずは、フリードリンク「ミネラルinウォーターGreentap」を一杯。不純物を取り除いた水道水に、ヤシ殻活性炭から抽出した、植物ミネラルエキスをプラス。雑味がなく、まろやかな口当たりのミネラルウォーターが喉を潤してくれる。 席数は150席あり、中でもオススメは、ウォータープラザが一望できるカウンター席! 大屋根リングが連なる光景、はっきり言って“映え”ます。

フードやドリンクは、大阪に本社を置くサントリーならではのメニュー構成。所々に大阪らしさが光る。
たとえば6種を揃えるクラフトホットドッグ(単品980円〜)。全粒粉を用いたパンに挟まれているのは、大阪の喫茶店で親しまれているカレーキャベツ! シンプルな「ホットドッグ」であれば、ブリンッと弾ける特製ソーセージのジューシーな味わいと、ほんのり広がるカレーの風味が堪らない。

ホットドッグ
「ホットドッグ」セット1400円には、フライドポテトと赤キャベツとビーツのラペが付く。単品は980円。
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ホットドッグに合わせるドリンクもエピソードが深いものばかり。ここでしか飲めないオリジナルのコーヒーが「サントリーBOSS Secret Blend "No.4"(アイス600円)」。驚きは、豆のブレンドにあり。南米、中米、アフリカ、アジアといった世界各国の豆をブレンドすること、その数ゆうに100回!!なかでも、キリッとした苦みと深い味わいのバランスに優れた、4回目のブレンドがメニューに殿堂入り。ホットドッグのお供にぜひ。

お酒を楽しみたいなら、「サントリー サ・プレミアム・モルツ3種飲み比べセット」を。さらに「OSAKA 翠ジンソーダ(750円)」は、関西で親しまれている「冷やしあめ」をモチーフに、日本のジン「翠」(SUI)の柚子と生姜のニュアンスを際立たせた爽やかな味わいだ。

ビール
「サントリー サ・プレミアム・モルツ3種飲み比べセット」2000円。ザ・プレミアム・モルツ、ザ・プレミアム・モルツ(黒)、マスターズドリームのセット(180ml×3種)。
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食後に是非とも味わっていただきたいのが「サントリー 天然水のかき氷」。 「サントリー天然水」で作られた、ふわふわの口当たりが堪らない。特製のシロップと練乳が別添えになっている理由は、まずはかき氷を“素”のまま食べてほしいから。山々に降った雨や雪解け水が、約20年かけてゆっくりと地下で育まれることに思いを馳せてもらいたいという願いが込められている。ぜひ「水をおいしく食べる」新体験を楽しんでほしい。
さらに、テイクアウトも充実しているのが『SUNTORY PARK CAFE』の強み。 ハーゲンダッツアイスクリーム(ダブル700円)や、まい泉ヒレかつサンド(780円)などを買い、ウォータープラザ周辺でピクニック気分を楽しむのもオススメ。

かき氷
かき氷の名店・湘南『埜庵(のあん)』監修「サントリー 天然水のかき氷」1200円。苺みるくと抹茶みるくの2種がある。
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『サントリーホールディングス』と『ダイキン工業株式会社』の共同出展となる、万博史上最大級の水上ショー『アオと夜の虹のパレード』の記事はこちら。

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