
「ヨルダン館」有名映画の舞台「ワディ・ラム」砂漠を体験!現地ドリンクも◎
しかし、「ヨルダン館」に入ると、一気に彼の地へトリップ。同国が誇る自然、地元で親しまれている文化の一端に触れることができる。出るころには、その美しさに圧倒され、親しみがわくに違いない。
赤い砂漠の世界に没入
展示室に一歩足を踏み込めば、見渡す限りの別世界。赤い砂漠「ワディ・ラム(月の谷)」は、「アラビアのロレンス」「スターウォーズ」など、多くの名作映画のロケ地としても知られている。それだけでもテンションが上がるというものなのだが。
赤く輝く柔らかな砂の感触を確かめ、見上げると無数の星がきらめく一面の星空(メインカット)。そこから次々と美しい自然の風景が映し出されると、身体は一気にヨルダンの世界へと引き込まれていく。
現地の味が楽しいドリンク、お土産も
現地の空気を堪能したら、ゆっくりとその余韻に浸りたいところ。
展示室に隣接する物販スペースでは
「デーツシェイク」「ヨルダンコーヒー」「ヨルダンミントティー」の3種が、それぞれ甘いデーツのお菓子とセットで販売されている。
シナモンやカルダモンといったスパイスの香りが、ヨルダンの世界感に留めてくれるようだ。
鳥取県と「サンド・アライアンス」を結成!
さて、ここで遠く離れた中東の地と日本が、とある共通点を通じてひとつの協定が結ばれた。
日本を代表する砂丘といえば、鳥取砂丘。「関西広域連合パビリオン」内の鳥取県ブースには、鳥取砂丘の砂が敷き詰められている。こうした共通する展示を機に、鳥取県とヨルダン館の間で、砂を通じて連携を深める「サンド・アライアンス」が結成されたのだ。
4月23日には結成の調印式が行われ、今後のさまざまなコラボ企画を計画中。さらに砂を使った展示をしているほかの国へも参加を呼びかけ、その輪を広げていく予定だ。
予約不要の穴場パビリオン
今回は紹介できなかったが、2階では死海の塩や泥を使ったハンドマッサージができる。こちらは要予約だが、先ほど紹介したドームは予約不要。こんなに濃厚なパビリオンにふらりと入れるなんて。行かないのはもったいない穴場スポットだ。
data
- 施設名
- ヨルダン館
- イベント名
- 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
- 場所
- 大阪府大阪市此花区夢洲
- 期間
- 2025年10月13日まで

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amakara.jp編集部
amakara.jp
関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。
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