チリパビリオンで特産品・レモンの魅力を発信

7月24日、『チリ果物輸出協会』『チリ柑橘類委員会』によって、特産品のレモンの魅力を発信するプロモーションイベントが行われました。パビリオンでは今後も週替わりでイベントを開催。9月には“ワインウィーク” も予定されています。

レモンのイベントを開催

南米大陸の西側に位置するチリ共和国。地中海性気候に恵まれ、アンデス山脈と太平洋という自然の境界に守られた理想的な環境を持ち、果物の生産地としても有名です。

レモンはチリの代表的な果物のひとつ。日本ではレモンは冬の寒い時期に旬を迎えますが、南半球にあるチリでは今が旬。チリから日本に輸入されたレモンは主に外食、飲料といった業界で使用されています。

「チリから輸出されるレモンの約20%は日本へ。アメリカに次いで第2位と、今、日本の存在感が増しています。チリ産レモンは果汁が多く、香り高く、皮が薄くて種も少ないんですよ」と『チリ果物輸出協会』欧州アジアマーケティング・ディレクター、シャリフ・クリスチャン・カルバハル氏。

「チリパビリオン」にてマリチュ・マイヤー氏とシャリフ・クリスチャン・カルバハル氏
イベントにはチリパビリオンの館長、マリチュ・マイヤー氏(右)も駆けつけました。(左)『チリ果物輸出協会』欧州アジアマーケティング・ディレクター、シャリフ・クリスチャン・カルバハル氏。
「チリパビリオン」のマスコットキャラクター・チリちゃん
チリパビリオンのマスコットキャラクター・チリちゃん
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レモンは1個あたり、1日に必要なビタミンCの約半分を含んでいます。そしてカロリーはわずか17kcal。水分補給の促進にも役立ちます。

今回のイベントでは、チリ産レモンを使ったキヌアサラダやキッシュ、チョコレートムース、ドリンクが振る舞われました。

「チリパビリオン」にてドリンク
レモン、きゅうり、しそが香るインフューズドウォーター。イベントは酷暑の日に開催されましたが、飲むとすっと汗が引くような爽やかさ。
「チリパビリオン」にてチリ産レモンとフレッシュハーブのキヌアサラダ
キヌアサラダ。チリではスーパーでも手に入る身近な食材であるキヌア。「塩やオイル、あとレモンをまわしかけていただくことが多いです。さっぱりとしておいしいですよ」とチリパビリオンのスタッフさん。
「チリパビリオン」にてチリ産レモンとチョコレートのムース仕立て
レモンとチョコレートのムース仕立て
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チリパビリオンでは週替わりのイベントも

会場となったチリパビリオンでは、週替わりでイベントやセミナーを開催。食、教育、農業、天文学、文化、スポーツ、イノベーションなど、さまざまな分野をテーマにチリの魅力を発信しています。 常時ワインやピスコなども無料で振舞われています(平日18:00~19:00、土日17:00~19:00の間に各3回)。いただくためにはチリパビリオンの公式Instagramにて、お昼頃に表示されるストーリーズから申し込みが必要です。
9月15~20日は、ソムリエを招いてのテイスティングイベントなどを実施する“ワインウィーク”が予定されているので要チェックです。

「チリパビリオン」内観
イベントが開催されるのは、パビリオン内にある、伝統的な織物・マクンで囲まれたスペース。マプチェ族の女性職人たちが万博のために20~30人がかりで編んだというマクンは、面積は242㎡、総重量はなんと700kg!船で1ヶ月半かけて日本へ。虫やベリー、ハーブなどの植物を使って染められた緑、赤の鮮やかな色が印象的。
「チリパビリオン」内観
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amakara.jp編集部

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