京都髙島屋店限定!『マールブランシュ』の新作バターサンドに“栗”

2025年8月にリニューアルした『マールブランシュ 京都髙島屋店』。これを機に誕生した京都髙島屋店限定の「シェフクッキーサンド」は、平日でも完売御礼の人気ぶり。11月末までの期間限定で、マロン味がお目見えしている。

人気のシェフクッキーサンドがベース

発酵バターをふんだんに使用したクッキーは、ホロホロと軽やかな食感と豊かな風味。口に入れた瞬間、スッと口溶けていく滑らかなバタークリームは、ミルキーなコクはあるけれども軽い。

京都・北山に本店を構え有名洋菓子店の看板商品「茶の菓」と肩を並べる人気の「北山本店シェフクッキー」をアレンジした「シェフクッキーサンド」は、2025年8月下旬にリニューアルした『マールブランシュ 京都髙島屋店』限定の新商品。個数に限りがあるけれど予約はできないことから開店直後に行列ができ、毎日14時頃には売り切れてしまう好調ぶりを見せている。

『マールブランシュ 京都髙島屋店』店頭
コンパクトな売場に並ぶのは、お濃茶のラングドシャにホワイトチョコレートを挟んだ「茶の菓」と「北山本店シェフクッキー」の各シリーズが中心。
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「今はケーキ一つが1000円近くする時代。そんな中、もう少し気軽に買えて、どの世代にも楽しんでいただけるシンプルでおいしい‟おやつ菓子“を目指しました」と、広報担当の小寺千恵さん。

北山本店をイメージした可愛らしいおうち形は「シェフクッキー」そのままだけれど、実はさりげなく厚みを変えているところがポイントだ。

「通常のシェフクッキーの厚さは3㎜ですが、こちらのバターサンドは2㎜。この1㎜の差が、クッキーとバタークリームとの絶妙な一体感を生むんですよ」。スタッフ一丸となって模索したという細部へのこだわりに、新作へのただならぬ熱意が滲む。

マロンは秋だけの限定品

「シェフクッキーサンド」は現在、ベーシックなバター、キャラメル、マロンの全3種類。中でもマストバイは、今秋のリニューアルオープンに合わせて登場した秋限定の‟マロン“だ。

軽やかなバタークリームは、『マールブランシュ』の名物ケーキ「モンブラン」と同じフランス・サバトン社のマロンペーストとバーディネー社のラム酒を合わせたリッチな仕様。その中に大ぶりに刻んだ渋皮栗の甘露煮がゴロッと入っていて、手の平サイズながら、なかなか食べごたえがある。

1個から購入できて、バターは1個324円、マロンは1個411円。北山本店をイメージしたおうち型の包装箱が、キュンとするビジュアル。屋根裏にひっそり保冷剤を仕込めるよう実用性も加味されたデザインが、これまた素敵だ。

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