万博で「カリフォルニアワインの日」を体験してきた♪

閉幕まで1カ月を切った大阪・関西万博。超人気のアメリカパビリオンでは、併設のレストランでアメリカンメニューが気軽に味わえることで好評。そんな中、お店でも味わえるカリフォルニアワインのイベントが万博で開催されました。

9月9日は「カリフォルニアワインの日」

アメリカといえばハンバーガーにビール!のイメージがありますが、実は世界第4位のワイン生産国。日本の面積の1.1倍を誇る広大なカリフォルニア州には154の公認ワイン産地(AVA =アメリカ政府公認葡萄栽培地域)があり、アメリカ最大のワイン生産州。国内ワイン総生産量の81%を生産しているんです。

カリフォルニアが1850年9月9日にアメリカ合衆国の州として編入された日を記念して、2023年9月9日に「カリフォルニアワインの日」が誕生。3周年を迎えた今年は、大阪・関西万博アメリカパビリオンにてお祝いイベントが開催されました。

イベントでは、カリフォルニアトップワイナリーのワインの試飲に合わせたフィンガーフードの試食。さらにはこれまでカリフォルニアワインを多く販売してきた「カリフォルニアワイン・スペシャリスト」、北アジア地域にてカリフォルニアワインを広める活動を行う「カリフォルニアワイン・ソムリエ・アンバサダー」の授賞式と任命式も開催されました!

カリフォルニアワイン・スペシャリストに任命された面々。「北海道の有名人と言えば…開拓の父・クラーク博士。これからも“ワインラバーズビーアンビシャス!”です」と北海道『中村プロモーション』の中村雅人さん(左から4人目)。
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スペシャリストが注目し続ける銘醸地

かつては「ニューワールド」とひとくくりにされていたアメリカワインですが、カリフォルニアワインの躍進により、日本にも深く根付きました。

「初めてナパに視察へ行ってから30年近く経ち、その間進化し続けたカリフォルニアワイン。今や『ニューワールド』という概念も薄くなりましたね」とは、この度カリフォルニアワイン・スペシャリストに任命された、大阪のワインストア『ワッシーズ』の鷲谷紀子さんの談。

「バランス良いロゼもおすすめ。あと、グリューナーフェルトリーナーなどの冷涼地の品種は特にボリューム感があって美味しいです。多彩な味わいもカリフォルニアワインの魅力。日本ほど世界中のワインが飲める国はなかなかないので、ぜひ万博でも楽しんでください!」。

試飲で人気だったのは、ナパ『ダブルダイヤモンド』の「プロプライエタリー・レッド」。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ、カベルネ・フランをブレンドした、豊潤でバランス秀逸な一本。
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豊かな果実味を生かした爽やかな仕立てのロゼにも注目。
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パビリオンレストランでワインを楽しむ

アメリカパビリオンに併設のレストラン『アストロパーク』では、アメリカ定番の味が気軽に楽しめる。もちろんカリフォルニアワインも、白ワイン、ロゼワイン、赤ワインと3種がオンメニュー。
ボリューム満点の「ザ・スパークバーガー」は変わらぬ人気ですが(現在はテイクアウトのみ)、6月にリニューアルした料理は、メインディッシュにサイドメニューが付いたセットメニューが中心。ブラウンシュガー&バーボンソースのアトランティックサーモンや、キャンプファイヤー・ベジタブルサコタッシュと焼きハルーミチーズなど。カリフォルニアワインのセットメニューもあって、歩き疲れたゲストに好評だそう。

豊かな果実味とバランスの取れた味わいのワインを、スペシャルメニューとともに味わえる機会も残すところ1カ月を切りました。ぜひ万博でお楽しみを!

テキサス風BBQショートリブ4800円(サラダやフライドポテトなどのサイドメニュー付き)と、「ライダー ピノノワール」グラス1175円。熟れた果実感と酸味のバランスよいしなやかな味わいが、BBQソースでじっくり煮込まれた柔らかい肉によく合う。
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