湖国 滋賀の幸 美食フェア2025 開催中!

滋賀県で取れる食材は、「世界農業遺産」にも認定されるなど、環境にも身体にも優しいと言われています。
みなさんご存知の近江牛をはじめ、琵琶湖の湖魚、近江鴨、チーズ、カラフルな近江野菜などがあり、これらはたくさんの料理人に好評です。
そんな滋賀県食材を味わえるイベント「湖国 滋賀の幸 美食フェア2025」が2月14日までの間、京都・大阪・兵庫の8軒の実力派飲食店で開催されています。 ご興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかが。

兵庫・芦屋・日本料理
和心料理 TAKASAKI

公邸料理人として海外で鍛え、当時は名優アラン・ドロンやシラク元大統領にも賞賛された髙崎さんによる日本料理店。フランス滞在中に出合ったナチュラルワインと日本料理をコンセプトに、乳製品やフォワグラなど、時に西洋の素材も取り入れた自由闊達な和食が真骨頂。

【住所】兵庫県芦屋市川西町4-2 VIVO 芦屋2 階
【電話番号】0797- 80 -7858
【営業時間】12:00〜14:30(水・木・金曜のみ)、16:00〜21:00( ラストオーダー) 。月・火曜休

酒肴の盛り合わせ
本日の酒肴の盛り合わせ
TAKASAKI 料理長おまかせコース9900 円から。 御膳に酒肴が凝縮する名物を、滋賀県素材尽くしに。「環境や栽培方法を実際に聞いてワクワクし、食べて感激した」と話す『みなくちファーム』の菊芋のピュレは銀餡と合わせ和風ポタージュに。菊菜は赤コンニャクと白和えに。他、モロコは甘露煮に、『信楽山田牧場』のチーズは燻製に…とワインも地酒も受け止める酒肴が満載。
店主 髙崎智浩さん
店主の髙崎智浩さん。
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大阪・西梅田・イタリア料理
リストランテ ル·ミディ ひらまつ

イタリア料理の精神や古典をベースに、フランス料理の技 術を取り入れた、『ひらまつ』グループのリストランテ。前 職では高台寺店で腕をふるい、土地に根付く食文化の面 白さを感じたという竹内シェフが、同店では関西の素材を 中心に、洗練されたイタリア料理に仕立てる。

【住所】大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT 1階
【電話番号】06-4797-7681 
【営業時間】11:30〜13:30(ラストオーダー)、17:30〜20:00(ラストオーダー)。 無休

季節野菜と黒トリュフのインサラータ
季節野菜と黒トリュフのインサラータ。
昼・夜10000 円〜のコース(※サービス料別)から 。 高島『みなくちファーム』や愛知(えち)郡『継ノ農園(つぎののうえん)』の野菜に惚れ込み、「トリュフにも負けない葉野菜の濃い風味を活かしたい」と、インサラータに。水菜やルッコラ、ケール、わさび菜といったサラダにカラフルな大根やカブを散りばめ、ジェノべーゼソースをアクセントに。目の前で削るトリュフと濃厚な味わいの野菜が共鳴。
シェフ 竹内 亮さん
シェフの竹内 亮さん。
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京都・烏丸丸太町・イタリア料理
RADICE(ラディーチェ)

日本料理店で腕を磨いた後、イタリアンへ転向し、イタリ ア現地や京都の『t.v.b』で腕をふるった根本シェフによる 前衛イタリアン。まずは“本日の食材” がプレゼンされ、序 盤から食材合わせの妙や温度、テクスチャーで魅せる終盤 まで、緩急楽しきコースが、五感と高揚感を刺激する。

【住所】京都府京都市中京区 夷川通室町東入ル鏡屋町50
【電話番号】050-1720-7379
【営業時間】12:00 〜15:00(金・土・日曜のみ要予約)、 18:00 〜20:00(ラストオーダー)。水曜休、不定休

信楽山田牧場のモッツアレラチーズと近江牛のラザニア
信楽山田牧場のモッツアレラ チーズと近江牛のラザニア。
イデ・サポーリコース16500 円から ※サービス料別)。 郷土料理「ラザニア」をガストロノミーに昇華。近江牛のミートソースやベシャメル、小さく切ったパスタ生地、『みなくちファーム』の菊芋をなんとすべて合わせて丸め、『信楽山田牧場』のモッツアレラチーズと共に大判のラザニア生地で包んで焼き上げる。器の底には近江牛のローストを敷き、奥深い野菜ソースで仕上げた。
シェフ 根本義彦さん
シェフの根本義彦さん。
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京都・荒神口・小料理屋
お料理とお酒 ふくら

大津出身の店主・村田光宏さんと日本酒を愛する雅恵さん夫妻による小料理屋。「生産者や作り手を訪ねて素材を理解し、極力自分たちの手で作る」をモットーに、鮒ずしやサバのへしこ、こけらずしなど、酒が進む発酵食品を手作り。湖魚料理とも多数出合える、滋賀の伝道師。

【住所】京都府京都市上京区上生洲町220 -1
【電話番号】075-252- 0505 【営業時間】12:00 〜13:00(入店)(※前日正午までに要予約)、 18:00 〜20:00(ラストオーダー、単品は20:30)。月曜、第1・第3日曜休

ビワマスのこけらずしとビワマスの筋子の粕漬け
ビワマスのこけらずし(写真右)単品800円、ビワマスの筋子の粕漬け(写真左)単品1000円。
未完コース7700円の酒肴盛り合わせから。 こけらずしとは皮付きのままスライスし、塩漬けにしたビワマスと米麹、ご飯などを約40日発酵させた長浜市南浜の郷土料理。ヨーグルトのような風味にビワマスの皮の旨みが噛むごとにジワリ。筋子は『畑酒造』の酒粕と『山路酒造』のみりん粕に漬けたオリジナル。『みなくちファーム』が栽培した米の酒「里の猋(つむじかぜ)」と好相性。
店主 村田光宏さん
店主の村田光宏さん。
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京都・烏丸御池・洋食
洋食堂 のろ

『リストランテ野呂」が展開するカジュアルレストラン。数々の名門ホテルで腕をふるってきた河野シェフが「日本料理以外は、西洋料理」のコンセプトで、煮込みハンバーグといった洋食からフレンチ、イタリアン、時にアジアンテイストも織り交ぜた料理を提供。

【住所】京都府京都市中京区六角通室町西入ル玉蔵町115 -1
【電話番号】075 -746-6900
【営業時間】11:30 〜13:00(ラストオーダー)、17:00 〜20:00(ラストオーダー)。 月曜、月1回火曜不定休

獣美恵堂の鹿のロティ ワイルドブルーベリーとクルミのポワブラード 焦がした安土信長葱と継ノ農園の緑葉サラダ
獣美恵堂の鹿のロティ ワイルドブルーベリーとクルミのポワブラード 焦がした安土信長葱と継ノ農園の緑葉サラダ 2600 円。
「臭みがなく美味しい」と評する、日野町『獣美恵堂(じびえどう)』の鹿肉は美しいロゼ色に。そこに、ワイルドブルーベリーやクルミなどをたっぷり加えた“食べるソース”と『継ノ農園』のルッコラサラダ、アンディーブ、ローストした「安土信長葱」を添えて。野趣あるジビエに、苦・酸・渋みといった複雑味とインパクトのあるソースがぶつかり合う。
河野竜二さん
シェフの河野竜二さん。
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大阪・北新地・日本料理
割烹 味菜(あじさい)

修業先の『神田川』を含むと板前歴は半世紀以上、店主・坂本さんによる創業43年の割烹料理店。“浪速の喰い味”を体現し、旬を大切にした料理は割烹らしい豊富な単品とコースを提供。フェア中はニゴイやヒウオ、ビワマスといった湖魚の単品や滋賀コースも登場予定。

【住所】大阪府大阪市北区曽根崎新地1 -5-4 岩伸スプレッドビル 1 階
【電話番号】06-6346 -1818
【営業時間】11:30 〜13:30(ラストオーダー)(※要予約)、 17:00 〜21:30(ラストオーダー)。日曜、祝日休

近江鴨の小鍋 クレソンとネギの王様
近江鴨の小鍋 クレソンとネギの王様
単品2800 円/ 13000 円〜のコースから。 「クセがなくて甘みが強く、しつこさがない」と坂本さんが絶賛する近江鴨を小鍋仕立てに。鴨のガラと野菜を引いただしに、近江八幡産白ネギ「ネギの王様」と天然クレソン、皮目を炙った鴨の薄切りをお好みでしゃぶしゃぶすると、甘みや厚い旨みがどこまでも優しく響く。シメは雑炊で、最後の一滴まで味わうべし。
店主 坂本 晋さん
店主の坂本 晋さん。
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大阪・肥後橋・イタリア料理
リクペラーレ タケウチ

大阪のイタリアン『タケウチ』グループの5店舗目となる、薪焼き料理のリストランテ。表面を薪火でガリリとクリスピーに火入れし、中心はロゼ色に仕上げる飛騨牛ランプ肉のビステッカといった名物のほか、随所に利かせる薪の香りがたまらない。

【住所】大阪府大阪市西区土佐堀1-4-3 西田ビル 1 階
【電話番号】06-4400 -4969
【営業時間】11:30 〜13:30(ラストオーダー)、17:30 〜21:00(ラストオーダー) 。月曜休

薪焼きにした近江黒鶏のラビオローネ タヤリン イン コンソメ仕立て
薪焼きにした近江黒鶏のラビオローネ タヤリン イン コンソメ仕立て 
夜コース8800 円から。「薪に負けない、強い旨みが印象的」と槌谷シェフが話す近江黒鶏は、ムネやモモ、手羽を薪焼きにして香りを纏わせ、柚子胡椒を加えたリコッタチーズと共にラビオローネ(大きいラビオリ)に。黒鶏のコンソメに浮かべれば、食べ進めるごとにパスタの中に詰めた鶏の旨みや薪の香り、チーズや柚子胡椒の風味が覗く。
シェフ 槌谷 陸さん
シェフの槌谷(つちや) 陸さん
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大阪・福島・居酒屋
お酒とさかな かけはし

「酒の魅力を知ってから魚好きになった」と話す梯さんによる、魚料理と日本酒の上等居酒屋。「ストップ」と言うまで供してくれる小皿の酒肴や日本酒の飲み比べセットなど、酒好きを魅了するサービスが随所に。フェア中は本モロコやワカサギ、鮎など湖魚が充実。

【住所】大阪府大阪市福島区福島2-7-20
【電話番号】06-6454-8939
【営業時間】12:00 一斉スタート〜15:00(ラストオーダー) (※昼はコースのみ、前日までに要予約) 18:00 〜21:00入店(土・日曜、祝日は17:00 〜20:00入店)、 。不定休

氷魚のかき揚げ
氷魚のかき揚げ 
単品1300円/夜6500円〜のコースから。 小鮎になる前の稚魚で、3〜6cm の透き通った魚体の氷魚(ひうお)は、滋賀県では釜揚げで食べるのが一般的。今回は「本来の風味をシンプルに味わって」と釜揚げではなく三ツ葉を合わせたかき揚げに。しっとりふわっとした身質に、鮎独特の内臓のほのかな苦みが加わって「辛口のにごり酒や淡麗な冷酒と合います」と梯さん。
料理長 店主 梯 隆司さん
店主の梯(かけはし) 隆司さん。
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