大阪×熊本 球磨焼酎フェア 2月21日(金)~3月20日(木)開催!

2月21日(金)~3月20日(木)の間、大阪の飲食店などで「球磨焼酎フェア」が開催されます。
球磨焼酎の美点はなんといっても、さまざまな料理に合う「食中酒」としてのポテンシャルの高さ。このフェアでは、大阪の6軒の実力店が自慢の酒肴とのマッチングで球磨焼酎を強力プッシュ。興味を持ったなら、その足でぜひお店を訪ねてください!

日本酒好きなら試して! 炭火焼き×球磨焼酎
大阪・阿波座 『酒場 toda lavi(トゥダ ラヴィ)』

河村憲治さんが2023年に開いた店に揃える焼酎は、なんと約180銘柄! 米が原料の球磨焼酎は「日本酒は好きだけど焼酎は飲み慣れない、という人を導くのに打ってつけ」だそう。豚の炭火焼きやメキシコ料理を看板に「炭火と相性抜群」と「大石」(大石酒造場)や「武者返し」(寿福酒造場)などを薦める。ソーダ割りは供する直前に焼酎をもうひと足しして風味を立たせるなど大いに手を掛けつつも、焼酎ビギナーも気軽に楽しめる一軒だ。

【住所】大阪府大阪市西区立売堀3-8-5
【電話番号】06-6978-8190
【営業時間】18:00~24:00
【定休日】不定休

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店主の河村憲治さん.
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ローズマリーがほんのり香る厚切りのタン炭焼き740円、切り干し大根のアラビアータ630円。「琥珀熟成 大石」ソーダ割り690円は、あえて弱めの炭酸で甘みを立たせる。
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デミグラスやマヨとも合うって知ってます?
大阪・茨木 『焼酎バー&ダイニング いぐれっく』

「球磨焼酎は“洋”の味にも合うんですよ」と店主の倉本雅史さん。焼酎専門バーを営み23年、今や焼酎コンペティションの審査員も務める。豚肉のデミグラス煮込みに「常圧 豊永蔵」(豊永酒造)の湯せん燗を合わせると、常圧蒸留ならではの香ばしさ、かすかなビターさが、デミグラスソースの柔らかな酸味、豚のコクを甘みに変えていく。「でしょ。『滅圧 豊永蔵』(豊永酒造)は若鶏とキノコのマヨネーズ焼きにもピッタリきますよ」と聞けば、誘惑に抗うことは難しい。

【住所】大阪府茨木市西中条町7-24
【電話番号】072-627-7570 
【営業時間】17:00~22:30入店
【定休日】不定休

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店主の倉本雅史さん。
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トマトなど野菜のフライも添える、豚肉のデミグラス煮込み950円。「常圧 豊永蔵」700円。盃もしっかり温めて出し、焼酎の甘みをフルに引き出す倉本さんの燗の技にもシビれる。
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スパイスと花酵母焼酎 これがまさかの好相性
大阪・心斎橋 『渡邊咖喱(ワタナベカリー) 心斎橋店』

【住所】大阪府大阪市中央区南船場3-8-11 心斎橋元村ビル2階
【電話番号】06-6243-8788
【営業時間】11:30~14:30、18:00~21:00 (土曜、祝日は11:30~16:00)
【定休日】日曜休、不定休

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店長の西塚陽平さん。
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インドの庶民的なおやつを料理店的に洗練させたパニプリ2個500円。ジューシーな肉だけでなく衣までしっかり旨い元祖ラムカツカリー2000円。「あさぎりの花」ソーダ割り600円。
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藁焼き造りとぜひ一献 醤油との相性もグッド
大阪・南茨木 『海鮮料理と酒 いくひさ』

「焼酎6:水4の濃いめの割り方が、藁で炙った造りの燻香と合うんですよ」と店主の小林義則さん。白身魚や醤油との相性も上々と、球磨で見そめた「山ほたる」(高田酒造場)を推す。7年前のオープン以来、魚介の質と気前のいい盛りで満席続きのこちら、食中に向く焼酎や日本酒にアツい店ゆえ「関西での知名度の低さがもったいない。見学で感じた各蔵のキャラを伝えるためにも、ウチ初の『球磨焼酎の会』を開きたい」と熱烈応援モードだ。

【住所】大阪府茨木市東奈良3-15-21
【電話番号】072-633-1555 
【営業時間】17:00~22:00(LO)
【定休日】月曜休(不定休あり)

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店主の小林義則さん。
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本マグロなど天然ものを揃え、ブリやヤイトガツオは藁で炙って出してくれるお造り7種盛り合わせはこのボリュームで2640円。ワイングラスで飲む 「山ほたる」( ※)の水割りは660円。 (※)焼酎ベースだが酒税法上はリキュール扱いとなる。
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地鶏レバーの旨みと湯割りの甘みがマッチ
大阪・中津 『焼鳥 えんや 中津店』

「こんなにアテを選ばない焼酎なんだ!と驚きました」と球磨での試飲会を振り返る、取締役の山本喜道さん。丹波赤どり、古処鶏など6種の地鶏・銘柄鶏を使い分け、紀州備長炭で焼き上げる串はもちろん、多彩な鶏料理に合わせても「脂を切り、ふた口目をさらに旨くしてくれる」と感じ入る。お薦めは、レバーパテと「彩葉(さいば)」「誉の露(ほまれのつゆ)」(深野酒造)湯割りの組合せだ。「米の酒ということもあり、燗酒ファンにも馴染みやすい焼酎です」。

【住所】大阪府大阪市北区豊崎3-6-11 エイトビル1階
【電話番号】06-6476-8443
【営業時間】16:00~24:00
【定休日】無休

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店長の酒井拓哉さん。
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丹波赤どりを使う山椒レバーパテ605円と、「彩葉」の湯割り605円。裏漉しせずに食感を残したレバーのまったり甘み、山椒の香りと、温度で増した酒の甘みが中和し合う。
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20蔵の球磨焼酎ズラリ 造りやアテと楽しんで
大阪・梅田 『立ち呑み 奴』

創業70有余年、1980年の出店以後は「新梅田食道街」の顔役に数えられる、大人気の立ち呑み処だ。フェア中は20蔵の主力銘柄をカウンターにズラリと並べ、「球磨焼酎ここにあり」を梅田の左党にアピールする。大ぶりに切られた造りをはじめ、素材にこだわる多彩なアテを揃え、「うちで名付けた“人吉ハイボール”ことソーダ割りやロック、水割りで、食中酒としての球磨焼酎を楽しんでほしい」と店主の森山裕次さん。

【住所】大阪府大阪市北区角田町9-26 新梅田食道街1階
【電話番号】06-6312-6703 
【営業時間】12:00~22:30(LO)
【定休日】日曜休

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店主の森山裕次さん。
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熊本県内で揚がったハモを贅沢に使う「高田蒲鉾」のちくわ天ぷら400円は、深い旨みとモチモチの食感が魅力だ。「川辺」(織月酒造)など20蔵の球磨焼酎は水割り400円~。
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球磨焼酎が買える店①
大阪・総持寺『白菊屋』

「関西ではまだまだ “ 発掘 ” されていないのが球磨焼酎。知る楽しみをこれから存分に味わえますよ」と店主の藤本一路さん。多彩な揃えの中から、辛口日本酒感覚で料理に合わせるなら「萬緑」「九代目」、濃い味なら「武者返し」や「文蔵」…と柔らかな口調でアドバイスをくれる。店内の試飲カウンターで味わって選べるのも大きな魅力だ。

【住所】大阪府高槻市柳川町2-3-2
【電話番号】072-696-0739
【営業時間】9:00~20:00(立ち飲みは17:00~)
【定休日】水曜休

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店主の藤本一路さん。
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球磨焼酎が買える店②
大阪・千里丘『かどや酒店』

「この人が造るなら、と惚れた酒だけを置いてます」と店主の角本 稔さん。酒瓶に掛けられたポップにその熱い思いが滲む。初訪問時にいきなり麹室の作業に招き入れてくれた縁で豊永酒造の各銘柄を揃えるが、今回、寿福酒造場 ・ 高田酒造場も見学して「蔵ごとの個性やストーリーが面白い!」と実感。“ 球磨熱 ” は高まるばかりだ。

【住所】大阪府茨木市蔵垣内3-18-16
【電話番号】072-625-0787
【営業時間】13:00~18:00(土曜は10:30~18:00、日曜は~15:00)
【定休日】月曜、祝日休

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店主の角本 稔さん。
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球磨焼酎が買える店③
神戸・新長田 松岡商店

国産・食中酒に注力する、店主の松岡弘樹さん。球磨焼酎は和食に合う「川辺」(織月酒造)を置いてきたが、今回の試飲会で「蔵元の人柄と、常圧蒸留の旨さがいいな」と「極楽」(林酒造場)も扱うように。お薦めは約50℃の湯で割る湯割りだ。妻の晃子さんが凝ったアテを供する立ち飲みスタンドで、昼から飲み比べも楽しめる。

【住所】兵庫県神戸市長田区若松町2-2-8
【電話番号】078-611-0388
【営業時間】9:00~20:00(土曜、祝日は~19:00)
【定休日】日曜休

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店主の松岡弘樹さん。
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球磨焼酎が買える店④
熊本・人吉 『球磨焼酎専門店 一期屋』

創業は明治 30年。球磨・人吉城のほど近くにあって、球磨焼酎26蔵から200以上の銘柄を取り揃える専門店。長期熟成ものや原酒など、希少な銘柄を100㎖単位で量り売りしてくれるほか、ワンコイン試飲も可能。エリア限定品などレアな銘柄も漏らさ ず揃え、球磨焼酎を求めるならまずここへ、と薦められる老舗。


【住所】熊本県人吉市新町15
【電話番号】0966-22-2374
【営業時間】10:00~18:00(土曜、祝日は~19:00) 【定休日】水曜休

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1銘柄ずつでも配送できるのは魅力的。
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食事に合う! 熊本県の米焼酎 球磨(くま)焼酎フェス!

3月9日(日)OSAKA FOOD LABで行われる球磨焼酎のイベント「球磨焼酎フェス」の詳細はコチラ。

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