カワウソを訪ねて、四国水族館へ。本格讃岐うどんやスイーツも!
「絶滅したか、していないか」を問う、ユニークな展示
突然ですが、「ニホンカワウソ」をご存じでしょうか。「コツメカワウソ」は水族館でも展示されているので、ニホンカワウソも国内に生息していると思われるかもしれません。しかし、ニホンカワウソは1979年に高知県須崎市で目撃されたのを最後に、人間の前から忽然と姿を消しました。2012年には環境省によって絶滅種に指定。今や、教科書や古い資料の中にしか存在しない、いわば「過去の住人」となってしまったのです。
かつては日本の川辺や海辺に当たり前のように暮らしていたニホンカワウソ。愛くるしい表情としなやかな体躯が特徴で、身近な場所にその息遣いはありましたが、明治期の毛皮や薬用目的の乱獲、高度経済成長期の河川汚染などにより絶滅へ追い込まれたとされています。
そんなニホンカワウソに焦点を当てた特別展『ニホンカワウソ大捜索隊司令部』が、2026年3月から香川県宇多津町の「四国水族館」で行われています。ニホンカワウソの生態や歴史、減少に至った自然環境の変化について動画や写真などで紹介し、貴重な毛皮や剥製なども展示。詳細な目撃情報や、専門家による生存の見解などを知るにつれ、いつかブームになった「ツチノコ」のように、まだ生きているのでは……と期待を抱かずにはいられません。
水族館とは思えない⁉ 本格自家製讃岐うどんやスイーツ
知的な探索を楽しんだ後は、レストラン『キッチンせとうち』にお立ち寄りを。実はこちらは、水族館のレストランという概念を覆すような本格的な讃岐うどんや、動物をモチーフにしたスイーツなどが味わえるスポットです。
厨房ではなんと、店内でうどん玉を伸ばして切る手仕事の風景が見られます。注文を受けてから茹でるので、麺はむっちり弾力があり、エッジもピンと立っています。特におすすめは「香川県産オリーブ牛ぶっかけ讃岐うどん」。オリーブを食べさせて育てた和牛がドーンと1枚乗り、瀬戸内のいりこが優しく香る出汁も楽しめます。
スイーツにも力を入れており、展示に合わせて「カワウソワッフル」を食べる人も多いそう。『キッチンせとうち』を目当てに年間パスポートを購入する地元の人もいるのだとか……。
空を泳ぐ金魚の幻想に、心遊ばせる『ソラキン』
せっかくなので四国水族館のすぐ向かい、宇多津のランドマークであるゴールドタワー内『天空のアクアリウム ソラキン』にもぜひ。全長158m、瀬戸内のパノラマが広がる展望塔に、現実と幻想が交差する「空飛ぶ金魚」の世界が待っています。
万華鏡のようなきらびやかな演出の中、窓越しの青空や瀬戸大橋を背景に金魚が泳ぐ姿は、まるで天空の庭園に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。
館内には3000匹以上の金魚や熱帯魚が泳ぎ、空と海の景色と融合して浮遊感のある不思議な光景を見せてくれます。夕日も美しい絶景スポットとしても有名です。
『四国水族館』の近隣には、丸亀城があったり、うどんの名店がいくつも点在していたりと、散策にも最適。関西から日帰りでも気軽に行けるので、思い立った時のおでかけにもピッタリです!
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- 施設名
- 四国水族館
- 住所
- 香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
- 電話番号
- 0877-49-4590
- 営業時間
- 9:00~18:00(最終入館は閉館30分前) ※季節により変動あり
- 定休日
- なし ※冬季にメンテナンス休業日あり
- 料金
- 大人(高校生・16歳以上)2600円
- 備考
- ※特別展「ニホンカワウソ大捜索隊司令部」は本館2階にて開催。
- 施設名
- 天空のアクアリウム ソラキン(ゴールドタワー内)
- 住所
- 香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁8-1
- 電話番号
- 0877-49-7070
- 営業時間
- 平日 10:00~18:00 土・日曜、祝日10:00~22:00(最終入館は閉館30分前)
- 定休日
- なし
- 料金
- 大人(中学生以上)1500円
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