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子どもとごはんvol.8:子どもだけの“オーダーメイド”パスタ『イル ルォーゴ ディ タケウチ』

子連れでの食事は、行き先を選ぶものですよね。連載「子どもとランチ、ときどきディナー」では、お子さまウェルカムなお店を紹介します。
今回は大阪・福島にある、人気イタリア料理店『イル ルォーゴ ディ タケウチ』。実はランチ・ディナーともに、子どもも歓迎。そしてなんと!子どもには、オーダーメイドのとっておきパスタが待っているのです。入口はスロープでベビーカーの移動も安心。ベンチシートのテーブル席でゆったり親子時間を楽しんでください。

心も身体も元気になるイタリアン

大阪市内にカジュアルなイタリアンを4店舗展開する『タケウチ』グループの本店が、『イル ルォーゴ ディ タケウチ』です。チームを束ねるのが、オーナーシェフ竹内啓二さん。多忙な料理人でありながら毎日、本店の厨房に立っています。

「おいしいものを食べて、心も身体も元気になってほしい」というのが、竹内シェフの思い。毎朝の市場通いを欠かさず、旬の素材らしさをスッと引き立たせた料理が真骨頂です。

お店には女性スタッフの姿も。竹内シェフの右腕として活躍する料理人が、門(かど)涼菜さん。サービス担当の神原有沙さんは「ランチや、早い目のディナーには、ベビーカーを押して入店される女性のお客様もいらっしゃいますよ」とのこと。一番若手の男性スタッフ・鷺池太陽さんの爽やかな笑顔にも、親子揃って癒されるのです。

竹内啓二シェフとスタッフの皆さん
左から料理担当の門 涼菜さん、オーナーシェフの竹内啓二さん。サービスとワインを担当する神原有沙さん、同じくサービスを担う鷺池太陽さん。
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子どもだけの“オーダーメイド”パスタ

入店に子どもの年齢制限はないけれど、できればシンプルなパスタを食べることができる年頃だと、親子揃ってハッピーになれるはず。なぜなら竹内シェフから嬉しい提案が。「お子さまの好みに合わせたパスタを作ります」。

竹内シェフにとってパスタは思い入れが強いメニュー。なぜなら「調理師専門学校時代、パスタのおいしさに感動してイタリア料理を志したんです」。メニューには常に10種近くのパスタやリゾットを取り揃えています。

スパゲッティ トマトソース1300円。竹内シェフがこよなく愛するフルーツトマト、和歌山「山中さんちのトマト」をふんだんに使用。優しい旨みと、スッキリとした爽やかさも感じる、子どもが大好きな味わい。「パスタの量を減らすことも可能です」と竹内シェフ。
小さな子どもでも持ちやすいミニサイズのコップは、倒してもこぼれにくい蓋付き。ソフトドリンクは、イタリア産ブラッドオレンジ、グレープフルーツ、オレンジジュースなどがある(500円~)
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神原さん曰く「パスタは、アラカルトの中から、お子様が食べられそうなメニューをお聞きした上でアレンジさせていただきます」とのこと。
たとえば「スパゲッティ フルーツトマトとモッツァレラチーズのトマトソース バジル風味」の場合。「乳製品のアレルギーをお持ちの場合は、モッツァレラチーズを抜くことも。また、香りの強い食材が苦手なお子さまもいらっしゃいます。ですから“バジルはなしにしますか? コショウは大丈夫ですか?"と、あれこれお聞きした上で仕立てるのです。親御さんが一番、お子さまの好みを分かっていらっしゃるから」と、にこやかに話す神原さん。

さらに。「お水やジュースは氷抜きにしましょうか?蓋付きのコップで用意させていただきますね」など、ちょっとしたホスピタリティが嬉しいのです。

店奥のベンチシートでくつろぎの時間を

カウンターがメインのお店だけれど、子連れにおすすめは、店奥にあるテーブル席。壁側はベンチシートになっていて、アットホームな雰囲気が漂います。パーテーションで区切ることも可能だから、気兼ねなく家族で過ごすにはぴったりです。

テーブル席
店奥のテーブルは10席。子連れには嬉しいベンチシートがあるので、少人数で、また数組の家族で貸し切りにするのも楽しい。
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子連れに嬉しいポイントまとめ

・“オーダーメイド”パスタ
・蓋付きコップでドリンク提供
・プラスチック製の子供用カトラリーあり
・ベンチシートのテーブル ・入口はスロープでベビーカーの移動もしやすい

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