
元気をくれる、ごちそう級フルーツアレンジ/黒沢祐子【食べる門には福来たる】
だからこそ、本当は一番大切にしたいはずの自分の心を置き去りにしがちです。自然体で丁寧な生き方にファンの多い、ウエディング・ライフスタイルプロデューサーの黒沢祐子さんに、「食」を軸に自分を喜ばせるためのヒントを教えていただく連載「食べる門には福来たる」。
果物売り場が華やぐ秋はもうすぐ。第6回は、夏バテ気味の心も体も潤う、フルーツの簡単アレンジを伺いました。
暑い日の味方、旬のフルーツ
8月も終盤とはいえ、毎日溶けそうなほど暑いですね。どうしても食欲が落ちがちなこの時期、我が家では朝からフルーツで積極的に水分と糖分を摂取するのが日課です。
旬のおいしいフルーツはそのままガブっといただくのが一番幸せなんですが(笑)ちょっとしたアイデアで、可愛いデザートや気の利いた食卓の一品にガラリと変身してくれるのもいいところだと思います。
簡単なのに主役級のサラダ
レストランでもよく見かけるメニューですが、塩胡椒とオリーブオイルでマリネしたフルーツとブッラータチーズを合わせるのは鉄板です。秋においしいブドウが手に入ったら、ぜひチャレンジしてみてください。これだけで、色鮮やかで素敵な食卓が完成します。
チーズがなくても、ビネガーとオリーブオイル、塩胡椒でマリネするだけでも十分おいしいです。でもさらにいうと、食欲をそそる見た目や香り、食感もポイントかな。
桃だったら変色防止にレモンを軽く絞ったり、切り方をサイコロ切りにしてみたり。さらに枝豆の緑を合わせると、色も食感も楽しめる、映えるサラダになりそうです。
おやつにも前菜にもなる、フルーツの春巻き
ちょっと意外なメニューかもしれませんが、フルーツの春巻きは私がよく作る一品です。
コレという決まった組み合わせはなく、家にあるフルーツやクリームチーズを春巻きの皮で包んで揚げるだけ! 熟れて柔らかくなったものの方がとろ〜りとした一体感が出ておいしく仕上がるような気がします。仕上げにシナモンをふるのもおすすめですよ。
ちょっと小さめサイズの春巻きの皮があれば、ぜひそちらを。スナック感覚で軽くつまめて、ワインも進みます。
白和えやパフェ…秋はイチジクに夢中!
ブドウや梨など、秋に旬を迎えるフルーツも今から楽しみですよね。
特にイチジクは万能で、白和えのような和のおかずにも向いています。
ほかにもバターを塗った食パンにスライスしたイチジクを載せて、ハチミツをかけたトーストも定番。
バターと砂糖でソテーして、バニラアイスにトッピングするだけも本当においしいです。
もう少しだけ手を加えるなら、生クリームやコンポート、ゼリー、カットしたイチジクなどをグラスに盛り付ければ贅沢なパフェに。ワイングラスのような形のグラスに入れると、見た目もかわいく仕上がります。
旬のフルーツで 、何作ろう?
スイカならガスパチョにするのもいいな、シャーベット状にして炭酸水を注ぐのもいいな…なんて、アレンジを妄想するのも楽しくて(笑)。
もうすぐ大好きな栗のシーズン。今年はいつもの栗ごはんのほかにも、栗のスープにチャレンジしてみてもいいかな、なんて考えています。
鮮やかな色や香り、甘さで元気をくれるフルーツ。価格が高騰していて手に取りづらいこともありますが、果樹園などで少しお得に購入するのもいいかもしれません。日常に取り入れて、移ろう季節ごと味わいたいですね。

食べる門には福来たる
ウエディング・ライフスタイルプロデューサーの黒沢祐子さんに、「食」を軸に自分を喜ばせるためのヒントを教えていただきます。読めば自分も、大切な人もハッピーになれるヒントが満載!
writer

黒沢祐子
yuko KUROSAWA
ウェディング・ライフスタイルプロデューサー。
東京、神戸で7年以上ウェディングの現場を経験し、「より密にお客様と対峙したい」という思いから、2008年よりフリーランスへ。会場探しから共に行うスタイルが好評で、2016年にYUKOWEDDINGを設立。現在までに1000組以上のカップルを担当する。
一方で、2020年の鎌倉移住をきっかけにライフスタイル事業をスタート。現在は東京を拠点に、美容、ファッションなど総合的にプロデュース。2022年より、プライベートサロン「Y’s room」を主宰。
instagram@yukowedding
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