良い1年にするために。黒沢流・年末年始の過ごし方／黒沢祐子【食べる門には福来たる】

年末年始、賑わう黒沢家の食卓

いよいよ2026年がやってきますね。
新しい年の幕開けはいつもわくわくします。

黒沢家の大晦日は、昔からすき焼きを食べてから年越しそばを食べるのが定番です。
子供の頃は、おせちも母や祖母と一緒に作っていました。
お雑煮は父の担当で、ベースは関東風のおすまし。具材は根菜や鶏肉、三つ葉や柚子を添えてくれました。三が日は毎日違う具材やおだしで作ってくれて、鶏ガラスープのものもあったかな。細かいことはうろ覚えですが（笑）、嬉しかったことはよく覚えています。

そんな思い出からか、一人暮らしだった頃も、二人暮らしの今も、お雑煮は必ず作っています。仕事で関西に住んでから白味噌が大好きになって、関西風で作ることもありますね。

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年が明けたら初詣へ。幼少期から、親に神社だけでなく、家の中や外にいる身の回りの神様にも手を合わせるように言われていました。
当時は“やらされている”と感じていましたが、今思うと、そうした習慣の根本にあるのは感謝の気持ち。ご先祖さまにも、新年には改めて日々の感謝を伝えるようにしています。

来年はどんな年にしたい？

年が変わったからといって急に何かが変わるわけではないけど、大きな節目には目標を立てる人も多いのではないでしょうか。

私も30代から40代の半ばぐらいまで、きっちりとノートに目標を書いているタイプでした。それも、「仕事で成し遂げたいこと100個」みたいに、細かいことまでしっかりと！
そう、基本的に私はストイックなタイプなんです。でも、ここ数年はパートナーもできて、どちらかというとスローな暮らしをしてきました。そんなゆるやかな暮らしも大好きだけど、最近ちょっと物足りなくなってきたところです（笑）

人生って、「緩むこと」と「緊張」の連続。
いい意味で緩んでいたところに、次は自分自身で糸をピンと張ってみようかな、というタイミングが来たんだと思います。

目標は具体的なほど、叶いやすい！

経験を積んでくると細かな目標を書かずともコントロールできるけど、書き出すことってやっぱり必要。具体化されているほどフィードバックがしやすいので、叶いやすいと思うんです。

私は大きく分けて「仕事」「プライベート（友人や家族と）」「個人として」の3つを軸に目標を設定しています。手帳とは別のノートに書いたり、突然アイデアが降ってきたときはスマホのメモに書いたり、自分宛のメールに飛ばしたりすることも。

来年はちょうど50歳になるタイミングで、人生の大切な折り返し地点。

「5年後、10年後、20年後にどうなりたい？」。

そんな大きなビジョンにも、この年始にじっくりと向き合っていこうと考えています。

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