多忙な午後に備える一皿。大阪・中津『IRISH CURRY』のギネス仕込みポークカレー
行列ができる“アイリッシュ”カレー
もはや日本の国民食ともいえるカレー。
提供が早い。スプーン一つでサクサク食べられる。スパイスでなんだか元気が出る。この三拍子がそろうなんて、忙しいビジネスパーソンにとってはランチタイムの最適解だろう。
「サラリーマン時代のお昼は、僕もカレーばかりでした」と、店主の石渡稔晃さん。2008年に店をオープンし、奥さまの里絵さんと共にカウンターに立つ。
聞けば、開店から18年経った現在もカレーを食べ歩いているとか。語り口は淡々としているが、鍋で煮込んだカレーのように、フツフツと沸く愛を感じた。
そんな石渡さんが手間暇かけて作るのは、アイリッシュカレー。お昼どきには店前にずらりと行列ができることも少なくない。しかし“アイリッシュ”がつくカレーとは、一体どんなカレーなのだろうか?
複雑な味わいの秘密はギネスビール!
「堂島のアイリッシュパブで提供していたカレーが人気で。そこから専門店を作ることになったんですよ」。なるほど。店内もパブのような内装なのは、パブ発だからだ。
作り方にもまた、パブ由来のこだわりがある。「ギネスビールを使って煮込む、アイルランドの伝統的なアイリッシュシチューにヒントを得たカレーなんです」。
名物はアイリッシュポークカレー。豚バラ肉は、焼き目をつけてからギネスビールとブイヨンで煮込んでホロホロに。その後、ブイヨンにリンゴやバナナといったフルーツ、香辛料などを加えたルウと合わせる。さらに、仕上げにもギネスビールを加えてじっくりと煮込めば完成だ。
ひと口食べると、ほろ苦さと甘さ、心地よい辛さとコクがじんわりと押し寄せてくる。ギネスビールを使うからこその、独特な味わいのレイヤーがクセになる。 また、お肉の脂を丁寧に処理することで後口は驚くほどさっぱり。女性でも軽く食べられる。
気分を変えたい日は、海鮮もアリ
ポークと並んで食指が動くメニューはほかにも。
たとえば、カレーの山にエビフライが贅沢にトッピングされたアイリッシュシュリンプカレー。エビは香草でしっかりとマリネし、ギネスビール入りの卵液にくぐらせ、サクッと軽やかに揚げて仕上げる。
フィッシュ&チップスのフィッシュをのせたアイリッシュフィッシュカレーは、モルトビネガーをかけて食べるのもおすすめだ。
写真で見てもわかるように、どのメニューもボリューム満点。ライスは通常サイズで250gと多めだが、中盛りは1.5倍の375gで+100円、大盛りはなんと2倍の500gで+200円とかなりお得だ。
「お昼からしっかり食べて力をつけてもらいたくて」という石渡さんの優しさを随所に感じるアイリッシュカレー。午後からの元気を、しっかりとチャージできるはずだ。
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- 店名
- IRISH CURRY
- 住所
- 大阪府大阪市北区豊崎3-6-11
- 電話番号
- 06-6375-5527
- 営業時間
- 11:30〜14:30、17:30〜21:00 ※火曜・土曜はお昼の営業のみ
- 定休日
- 日曜・祝日
- 交通
- 地下鉄中津駅から徒歩5分
- 席数
- カウンター10席
- メニュー
- 昼/アイリッシュカレー800円、アイリッシュフィッシュカレー1200円、トッピング生卵100円、サラダ150円。夜/アイリッシュポークカレー1300円、フィッシュアンドチップス650円~。樽生ギネスビール600円~。
- 備考
- ※カレーはすべてテイクアウト可能
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