『BANDA』のチリンドロン
あまからCookingアーカイブ
大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったメニューを人気料理人に教わる、『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今月は、グリル機能やコンロの便利機能を使った、毎日の料理に役に立つ魚介と肉のレシピをお届けしています。
「ザ・ココット」とは?
大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[R]シリーズ。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。「ザ・ココット」はコンロでもグリルでも使える付属の深型調理容器。グリルでは150~250℃までの温度が選べ、15~60分までの調理タイマーの設定ができ、まるでオーブンのようにパンやケーキが焼ける優れもの。「食材を入れて加熱するだけで、途中の火加減調節も要らず、理想的な火入れができる」とプロも絶賛する専用のコンロ&グリル調理容器です。
今回は、その調理容器「ザ・ココット」を使った、スペイン・北東部アラゴン地方の煮込み料理「チリンドロン」を、『BANDA』の店主・平野恭誉(やすたか)さんに教えていただきました。チリンドロンとはトランプ遊びのこと。色とりどりの野菜が、カードを並べた様子に見えることが名前の由来とか。材料は鶏肉、パプリカ、玉ネギ、トマトなど普段使いの食材を、赤ワインで煮込むだけの簡単メニュー! ワインのお供に、今晩のおかずにもどうぞ。
チリンドロンのレシピ
【材料】4人分
鶏モモ肉(6等分に切る)…1枚(約400g)
〈A〉
玉ネギ(スライス)・パプリカ(赤・黄、1㎝幅に切る)…各60g
ニンニク(みじん切り)…3g
シメジ(石突きを取ってほぐす)…50g
〈B〉
トマト(ひと口大に切る)…200g
ローズマリー…1本
ローリエ…1枚
塩…小さじ1/2
赤ワイン…120㎖
オリーブ油…大さじ2
塩・EXVオリーブ油・イタリアンパセリ(みじん切り)…各適量
【作り方】
- ①
- 鶏モモ肉の全体に塩を振る。「ザ・ココット」にオリーブ油を入れて熱し、鶏モモ肉の皮目を下にして中強火で焼く。焼き色が付いたらひっくり返し、両面こんがりと焼き目が付いたら取り出す。
- ②
- ①の「ザ・ココット」に〈A〉を入れ、しんなりとするまで炒める。〈B〉を加えて混ぜ、沸いたらコンロタイマーを「5分」に設定してアルコールをしっかり飛ばす。
- ③
- ②に①を加えて蓋をし、水なし両面焼グリルに入れる。「タイマー・温度」メニューの「ザ・ココット」を選択、温度を「160℃」、タイマーを「15分」に設定して煮込む。蓋を開け、全体を混ぜてから塩で味を調える。
- ④
- 器に③を盛り、EXVオリーブ油を回しかけ、イタリアンパセリを散らす。
『BANDA』店主 平野恭誉さん
京都のイタリア料理店で修業後、スペイン・バルセロナの有名レストランで1年経験を積む。2011年に福島にバルを開店。本場の郷土料理を親しみやすい味に昇華して提供し、話題を集める。現在、系列4店舗も営む。
■店名
『BANDA』
■詳細
【住所】大阪府大阪市福島区福島7-8-6
【電話番号】06-7651-2252
【営業時間】15:00~23:00(フードLO、ドリンクは23:30LO)
【定休日】日曜
あまから手帖2021年6月/見て、食べて感じる海の向こう側 World dishes!
Writer ライター
あまから手帖 編集部
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