『LE BOOZY』のステーキとローストポテト

『LE BOOZY』のステーキとローストポテト

あまからCookingアーカイブ

2023.03.28

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:宮本 進

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったメニューを人気料理人に教わる、『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今月は、グリル機能やコンロの便利機能を使った、毎日の料理に役に立つ魚介と肉のレシピをお届けしています。

目次

「ココットプレート」とは? ステーキとローストポテトのレシピ 店舗情報

「ザ・ココット」とは?

大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[R]シリーズ。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。「ココットプレート」は付属のグリル専用の浅型調理容器。「焼く」「あたためる」「ノンフライ」などの調理に使えます。波型状なので、食材の余分な油が落ちてヘルシーに仕上がります。蓋をすれば油の飛びはねも少なく、フッ素コートなのでお手入れもラク。「上下からの直火と、食材の上下を返さずに焼けるのがいいですね」とプロも納得のグリル調理容器です。

今回はそのグリル調理容器と、火力を自動調節しながら一定の温度をキープする「温度キープ機能」との合わせ技で、美味しく焼けるステーキを、『LE BOOZY』の店主・小林元気さんに伝授いただきました。牛肉はグラム数より厚さ3cmを守り、冷蔵庫から出したてを使って。強火で一気に焼き、グリルでじんわり火を入れ、焼きと同時間休ませます。外はカリッ、中はジューシー、芯はレアのベスト焼き上がりは、“さすガっス”!

ステーキとローストポテトのレシピ

ステーキとローストポテト

【材料】4人分

牛ロース肉(3㎝厚さ)…600g
ジャガイモ(男爵。皮付きのまま半分に切る)…6個(約500g)

〈A〉
ニンニク(皮付きのまま横半 分に切る)…1個(約60g)
ローズマリー・タイム…各4g
バター(無塩)…55g 
塩…10g

ヒマワリ油…150㎖ 
サラダ油…50㎖
塩(あれば結晶塩)・黒コショウ・ディジョンマスタード…各適量

【作り方】

鍋にサラダ油を入れて熱し、ジャガイモを加えて中火で軽く炒める。〈A〉を加えて混ぜ、蓋をする。コンロタイマーを「30分」に設定し、10分おきに混ぜながら中弱火で加熱する。蓋を開け、バターが焦げる寸前まで加熱し、ザルで濾す。
大きめのフライパンにヒマワリ油を入れて「温度キープ機能」を「220℃」に設定し、冷蔵庫から出したばかりの牛ロース肉を加える。10秒ほど焼き、油の音が軽くなったら裏表を返す。これを5~6回繰り返し、表面にまんべんなくこんがりとした焼き色が付くまで焼く。
②を「ココットプレート」にのせ、2分休ませる。蓋をして水なし両面焼グリルに入れ、「タイマー・温度」の「プレート」を選択、タイマーを「4分」に設定して焼く。庫内から取り出して3分休ませる。
②のフライパンの油を捨て、③の牛ロース肉の両面を強火でさっと焼く。バットなどに取り出し、さらに2分休ませる。金串を刺して皮膚の薄いところに当て、風呂の湯より熱く感じる程度が焼き上がりの目安(芯温55℃)。
器に①を盛り、食べやすい大きさに切った④をのせる。塩・黒コショウを振り、ディジョンマスタードを添える。

ステーキを焼く

『LE BOOZY』の小林元気さん『LE BOOZY』店主 小林元気さん
『ビストロ ギャロ』などで修業を積み、2016年、肉を主軸にしたビストロを開店。豪快ながらも優しい味わいで、幅広い層に支持される。新店『洋食パリス』ほか4店舗展開し、神戸の食シーンを盛り上げる存在として注目を集める。

■店名
『LE BOOZY』
■詳細
【住所】兵庫県神戸市中央区加納町2-3-13
【電話番号】078-778-9686
【営業時間】10:00~14:00(LO)、18:00~22:00(LO)
【定休日】昼は水曜、夜は不定休

掲載号
あまから手帖2021年7月/新装!神戸・阪神間

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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