ウー・ウェンさんの青椒肉絲

大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。人気の料理研究家・ウー・ウェンさんに、最小限の食材で美味しさを引き出す“ミニマルレシピ”を教えていただきました。今回はおかずの定番「青椒肉絲(チンジャオロースー)」です。牛肉にはしっかり味を付けて輪郭を際立たせ、ピーマンには直接味付けしないのがウー・ウェン流。牛肉は柔らかく、ピーマンはシャキシャキ。ちょっとしたコツでグンと美味しく仕上がりますよ!

材料

  • 2人分
    ピーマン … 4個
    牛モモ肉(焼肉用)… 200g
    [A]黒コショウ(粗挽き)… 少々
    [A]酒 … 大さじ1
    [A]ニンニク(すりおろす)… 1片
    [A]片栗粉 … 小さじ1/2
    醤油 … 大さじ1/2
    オイスターソース … 大さじ1
    太白ゴマ油 … 大さじ1
    ゴマ油 … 小さじ1/2

作り方

1
ピーマンの上下を切り落とし、縦半分に切る。種とワタを取り除き、繊維に沿って厚みと同じ幅に切り揃える。
2
牛肉を厚みと同じ幅に切り揃える。ボウルに入れ、[A]で順に下味を付ける。水分がなくなるまでしっかり揉み込む。
具材を同じサイズに切り揃える
牛肉もピーマンも、厚みに合わせて切り揃えること。味がなく水が出やすいピーマンのワタを取り切ること。これだけで風味も食感もグッと良くなります。
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3
フライパンに太白ゴマ油を中火で熱し、②をしっかり炒める。水分がなくなったら醤油、オイスターソースを順に絡める。
牛肉を焼く
牛肉は調味料の水分がなくなるまでしっかり加熱すること。強火ではなく中火でじっくり炒めましょう。
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4
①を加えて炒め合わせ、ピーマンの香りが立ったら火を止める。
ピーマンを加える
ピーマンは炒めるのではなく、牛肉と和えるようにさっと火を通して。下茹でした豚肉とキャベツの「回鍋肉」も同様に作ると美味しくできます。
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5
ゴマ油を回しかけ、器に盛る。
青椒肉絲完成
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profile

料理研究家

ウー・ウェンさん

中国・北京出身。1990年に来日。料理上手な母から受け継いだ家庭料理が評判となり、料理研究家に。97年に「料理を通じて日本と中国の架け橋になりたい」との想いから、クッキングサロンを開設。シンプルで作りやすく、医食同源も意識した家庭料理に定評がある。「ウー・ウェンの 100gで作る北京小麦粉料理」「ウー・ウェンの 炒めもの」(高橋書店)、「料理の意味とその手立て」(タブレ)、「10品を繰り返しつくりましょう」(大和書房)など、著書は60冊以上。11月には新刊「ウー・ウェンの 鍋 スープ」(高橋書店)を上梓予定。 「ウー・ウェンクッキングサロン」 https://cookingsalon.jp/

使用したコンロはクラスS [H]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。