ウー・ウェンさんの秋鮭の蒸し物

大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。人気の料理研究家・ウー・ウェンさんに、最小限の食材で美味しさを引き出す“ミニマルレシピ”を教えていただきました。「調理法の中でも、最も素材を生かせるのが蒸すこと」とウー・ウェンさんが推す蒸し物を、この時期美味しい秋鮭とレンコンで作ります。鮭はしっとりふっくらと仕上がり、逆に添え野菜のレンコンは2種の切り方で、しゃきりとほくほくの食感に! パサつく魚が苦手な方、この蒸し魚をぜひ試してみてくださいね。

材料

  • 2人分
    鮭(切り身)… 2切れ
    レンコン… 150g
    [A]黒コショウ(粗挽き)… 少々
    [A]酒 … 大さじ1
    [A]粗塩 … 小さじ1/4
    上新粉 … 大さじ1/2
    [B]高菜漬け(みじん切り)… 50g
    [B]ショウガ(みじん切り)… 1片
    [B]長ネギ(みじん切り)… 5cm長さ分
    ゴマ油 … 大さじ1/2
    糸唐辛子 … 適量

作り方

1
鮭に[A]で順に下味を付けて20分おく。上新粉をまぶして[B]をのせ、クッキングシートでキャンディー状に包む。
鮭に上新粉、高菜をのせる
塩で下味を付けるのは、余分な水分を抜いて旨みを引き出すため。高菜漬けの酸味と旨みでより美味しくなります。ほかに鯛やタラなどで作っても。
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レンコンの皮を剥き、半分は5㎜厚さの輪切りに、もう半分は繊維に沿って1㎝角前後の棒状に切る。①と同様にクッキングシートで包む。
3
マルチグリルの「キャセロール」に①、②を並べ入れ、水300㎖(分量外)を張り、蓋をする。調理モード「蒸す」を選択し、タイマーを15分に設定して蒸す。そのまま余熱で5分ほど火を通す。
キャセロールで蒸す
クラスS[H]専用の、蓋付きの調理鍋「キャセロール」。調理モード「蒸す」を選び、火加減と調理時間を選んだら火力を自動でコントロール。蒸し物の火加減調節もラク。
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③を器に盛ってゴマ油を回しかけ、糸唐辛子を飾る。
秋鮭の蒸し物完成
余熱でしばらく置くと魚がかいた汗が身に戻って、しっとりふっくらと仕上がります。蒸篭や蒸し器でも同様に作れます。
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profile

料理研究家

ウー・ウェンさん

中国・北京出身。1990年に来日。料理上手な母から受け継いだ家庭料理が評判となり、料理研究家に。97年に「料理を通じて日本と中国の架け橋になりたい」との想いから、クッキングサロンを開設。シンプルで作りやすく、医食同源も意識した家庭料理に定評がある。「ウー・ウェンの 100gで作る北京小麦粉料理」「ウー・ウェンの 炒めもの」(高橋書店)、「料理の意味とその手立て」(タブレ)、「10品を繰り返しつくりましょう」(大和書房)など、著書は60冊以上。11月には新刊「ウー・ウェンの 鍋 スープ」(高橋書店)を上梓予定。 「ウー・ウェンクッキングサロン」https://cookingsalon.jp/

使用したコンロは
クラスS [H]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。