ウー・ウェンさんの八宝粥

大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。人気の料理研究家・ウー・ウェンさんに、最小限の食材で美味しさを引き出す“ミニマルレシピ”を教えていただきました。中国ではお粥は、胃腸に負担をかけずに水分を補給するための〝飲む主食〟。八宝粥とは、キビや粟などの雑穀やナツメなどを入れた栄養たっぷりの薬膳粥のことです。炊くだけなので、季節の変わり目の時期の食養生にも!

材料

  • 2〜3人分
    米 … 50g
    小豆 … 20g
    十穀米 … 30g
    ナツメ … 8個
    水 … 800ml
    クコの実 … 10g

作り方

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米、小豆を洗い、十穀米、ナツメと共に30分浸水させて水気を切る。
具材を合わせる
血を増やすとされるナツメや、むくみを取るとされる小豆を加えて。弱火でとろとろと煮て、米の甘みをじっくり引き出していきます。
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炊飯専用鍋(別売)に①を合わせて水を注ぎ、蓋をする。「自動炊飯機能」の「おかゆ」を選択して炊く。炊き上がったらクコの実を加える。
八宝粥を炊く
火加減が難しいガス火での炊飯を、火加減を自動調節しながら美味しく炊き上げる「自動炊飯機能」。お粥の調理時間は40〜50分、水加減は好みで調整してもOK。
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よくかき混ぜて器に盛る。
八宝粥の完成
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profile

料理研究家

ウー・ウェンさん

中国・北京出身。1990年に来日。料理上手な母から受け継いだ家庭料理が評判となり、料理研究家に。97年に「料理を通じて日本と中国の架け橋になりたい」との想いから、クッキングサロンを開設。シンプルで作りやすく、医食同源も意識した家庭料理に定評がある。「ウー・ウェンの 100gで作る北京小麦粉料理」「ウー・ウェンの 炒めもの」(高橋書店)、「料理の意味とその手立て」(タブレ)、「10品を繰り返しつくりましょう」(大和書房)など、著書は60冊以上。11月には新刊「ウー・ウェンの 鍋 スープ」(高橋書店)を上梓予定。 「ウー・ウェンクッキングサロン」https://cookingsalon.jp/

使用したコンロは
クラスS [H]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。