ウー・ウェンさんのきのこの春巻き、かぼちゃの春巻き

大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。人気の料理研究家・ウー・ウェンさんに、最小限の食材で美味しさを引き出す“ミニマルレシピ”を教えていただきました。今回はみんな大好きなおかずの春巻き。ウー・ウェンさんのレシピでは、具を炒めたり餡で閉じたりはしません。基本、具材は1種類! 皮は天ぷらの揚げ衣のような存在で、揚げ物ではなく蒸し物と思えば簡単。下味もなしで素材の美味しさを楽しむ春巻きです。

材料

  • 2人分
    エリンギ … 40g
    椎茸(石突きは取り除く)… 20g
    カボチャ(皮を剥く)… 70g
    春巻きの皮 … 4枚
    のり(小麦粉大さじ1/2を水大さじ1/2で溶く)
    揚げ油 … 適量
    粗塩 … 適量

作り方

1
エリンギ、椎茸を薄切りにする。
2
カボチャを薄切りにする。
きのこ、かぼちゃを切る
具材を切り揃えることで、火の入り方が均一に。
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3
春巻きの皮をひし形に置き、真ん中より少し手前に①を半量ずつのせて巻く。巻き終わりにのりを付けてしっかり留める。②も同様にして巻く。
春巻きの皮で巻く
空気が入らないように春巻きの皮でぴっちり包む。食材から出る水蒸気で皮の中が満たされて、キノコはジューシーに、カボチャはホックリ甘くなります。
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4
揚げ油を「温度キープ機能」で180℃に熱して③を揚げる。片面が色付いたら裏返し、全体がキツネ色になるまで揚げる。
春巻きを揚げる
130〜220℃まで10℃単位で油温をキープしてくれる便利な「温度キープ機能」。表面をカリッとキツネ色に揚げつつ具材にしっかり火を通したい春巻きは180℃で。
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5
④を食べやすい大きさに切って器に盛り、粗塩を添える。
春巻き完成
具材に下味は付けないので、まずはそのまま食材の滋味を楽しんで。それからお好みで、塩や粉山椒を振ってどうぞ。
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profile

料理研究家

ウー・ウェンさん

中国・北京出身。1990年に来日。料理上手な母から受け継いだ家庭料理が評判となり、料理研究家に。97年に「料理を通じて日本と中国の架け橋になりたい」との想いから、クッキングサロンを開設。シンプルで作りやすく、医食同源も意識した家庭料理に定評がある。「ウー・ウェンの 100gで作る北京小麦粉料理」「ウー・ウェンの 炒めもの」(高橋書店)、「料理の意味とその手立て」(タブレ)、「10品を繰り返しつくりましょう」(大和書房)など、著書は60冊以上。11月には新刊「ウー・ウェンの 鍋 スープ」(高橋書店)を上梓予定。 「ウー・ウェンクッキングサロン」https://cookingsalon.jp/

使用したコンロは
クラスS [H]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。