『パセミヤ』のペサラットゥ 緑豆と米のクレープ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、スパイス料理やナチュラルワインの提案にも定評のあるお好み焼き店『パセミヤ』店主の中川善夫さん。最後にご紹介するのは、インド南東部の料理で、緑豆とバスマティライスの生地を発酵させずに作る、グルテンフリーな薄焼き。緑豆の香り豊かな生地に、青唐辛子の辛みやトマトの酸味が鮮やかなアクセント。スパークリングや甘めの白ワインと合わせても〇ですよ。

材料

  • 4人分
    緑豆(皮付きムングダル)…180g
    バスマティライス(米粉でも可)…60g
    [A]青唐辛子(種を取ってみじん切り)…1本
    [A]ショウガ…1/2片
    [A]クミンシード…少量
    [A]塩…小さじ1/2
    [B]玉ネギ(みじん切り)…35g
    [B]トマト(さいの目切り)…30g
    [B]青唐辛子(種を取ってみじん切り)…1本
    太白ゴマ油(サラダ油でも可)…大さじ1
    パクチー…適宜

作り方

1
緑豆とバスマティライスは洗って3時間以上浸水し、ザルに上げて水気を切る。
2
ミキサーに、①、[A]を入れ、水200mlを少しずつ加えながら撹拌してペースト状にする。
生地を作る
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3
フライパンに太白ゴマ油を入れ、「温度キープ機能」で180℃に設定する。②を円形に流し入れ、[B]をのせる。裏面に返し、パリッとするまで焼く。
生地を焼く
「温度キープ機能」は、130〜220℃まで10℃単位で調理温度をキープできる機能。クレープなどの生地を焼く温度も一定に保てるので便利です。
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4
器に盛り、好みでパクチーを添える。
完成
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profile

『パセミヤ』店主

中川善夫さん

豊中・庄内で45年愛されたお好み焼き店の三代目。レストランでのサービスを経て、独学で料理を学び、姉のチエさんと店を引き継ぐ。中川さんが惚れ込んだナチュラルワインに合う独創的な料理が評判を呼び、一躍人気店に。2011年に大阪市内へ移り、15年には中之島ダイビル内に移転。ワインに合うスパイス料理(前菜7品、煮込み2品で3800円)を提供。締めには、20分以上かけて焼き上げる名物のお好み焼きや焼きそばを。また、国内外で開催されるナチュラルワインのイベントにも精力的に出店している。※要予約。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。