『日本料理 子孫(こまご)』の蕎麦巻き

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、関西を代表する料亭の一つ、西宮市甲陽園の『日本料理 子孫(こまご)』のご主人・藤原研一さん。この冬のおもてなしにも活用できる、旬の食材をシンプルに調理する端正な料理を教えていただきました。今回は蕎麦粉を使った薄い生地であんこを巻いた和菓子・蕎麦巻きを作ります。干し柿やクルミの食感、柚子の香り利いた上品なお菓子です。あんこは市販品を使えばより気軽に作れますね。

材料

  • 4人分
    [A]蕎麦粉…56g
    [A]小麦粉…28g
    [A]白玉粉…36g
    [A]砂糖…30g
    粒餡(市販品で可)…48g
    干し柿(1㎝大に切る)…16g
    クルミ(1㎝大に割る)…8g
    柚子皮(細く刻む)…1/4個分
    サラダ油…適量

作り方

1
ボウルに[A]を入れ、180㎖の水を少しずつ加えながら、しっかりと混ぜ合わせる。
2
テフロン加工のフライパンにサラダ油を薄く敷き、極弱火にかける。温まったら①の半量を流し入れ、直径約10cmの円形に広げる。表面が乾いてきたらひっくり返して両面を焼く。これを2枚焼き、粗熱を取る。半分に切る。
蕎麦粉の生地を焼く
10
3
②の真ん中より手前に粒餡、干し柿、クルミ、柚子皮をのせて巻き、器に盛る。
具材を巻く
蕎麦巻きの完成
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profile

『日本料理 子孫(こまご)』店主

藤原研一さん

1967年生まれ、兵庫県出身。高校卒業後、滋賀県八日市の名料亭『招福楼』に修業に入る。料理だけでなく、茶の湯の精神に基づいた“料亭のもてなし”を15年間学び、2002年、35歳で独立。祖父・父が営んでいた料理旅館跡地に数寄屋造りの一軒家を構え、『日本料理 子孫』を開店。緻密かつ真っ当な仕事で、日本の四季を料理に映しつつ、独自性も織り込んだ懐石料理に定評がある。国内外から食通や著名人も多く訪れる。※要予約。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。