『洋食堂のろ』のリコッタチーズ入りオムライス

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、京都で話題の新店『洋食堂のろ』の料理長・河野竜二シェフに、イタリア料理のテイストを交えた、洋食レシピを考えていただきました。まずは、みんな大好きなオムライス! 手作りリコッタチーズがアクセントにしたリッチなレシピです。余ったリコッタチーズはパンやサラダにも使えますよ。

材料

  • 4人分
    〈トマトライス〉
    白米…2合
    水…300㎖
    鶏モモ肉(皮を除いて1㎝角に切る)…120g
    トマト缶(ダイス)…150g
    玉ネギ(粗みじん切り)…120g
    チキンコンソメ(顆粒)…10g
    エビ(剥き身。ひと口大に切る)…60g
    バター…10g

    〈リコッタチーズ(作りやすい分量)〉
    牛乳…1ℓ
    無糖ヨーグルト…300g
    塩…15g

    〈オムレツ〉
    溶き卵…L玉8個分
    生クリーム…120g
    塩…適量
    バター…40g

作り方

1
リコッタチーズを作る。牛乳を沸騰直前まで温めて火を止め、無糖ヨーグルト、塩を加えてひと混ぜする。中火にかけて分離し始めたら消火し、蓋をして常温で30分ほどおく。布巾を敷いたザルで漉し、冷蔵庫で冷やしておく。
2
トマトライスを作る。白米を洗って30分ほど浸水させ、ザルに上げて30分ほど水切りする。残りの材料と共に炊飯専用鍋に入れて蓋をし、「自動炊飯機能」で「ごはん」「2合」を選択して点火する。蒸らしまで終わったらしゃもじで切り混ぜ、①を250g加えて混ぜる。
トマトライスを炊く
トマトライスは、ご飯の量に合わせて火力と時間を調節してくれる「自動炊飯機能」を使って。蒸らしの終了まで音声で知らせてくれます。
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3
オムレツを作る。「あぶり高温炒めモード」を設定し、フライパンにバター10gを溶かし、混ぜ合わせた[A]の1/4量を流し入れる。フライパンを軽く揺すりながら時折箸でかき混ぜ、半熟になったら端に寄せて形を整える。これを計4回繰り返す。
オムレツを焼く
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4
②を適量器に盛り、③をのせる。
『洋食堂のろ』のリコッタチーズ入りオムライスの完成
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profile

『洋食堂のろ』料理長

河野竜二さん

「アマン京都」や東京の「フォーシーズンズホテル」など、有名ホテルで15年以上腕を磨いていた中、ふとしたことで『リストランテ野呂』のオーナー・野呂和美シェフと意気投合。2024年に開店した姉妹店『洋食堂のろ』の料理長に就任する。自家製デミグラスソースに赤味噌で味に奥行きを出した煮込みハンバーグや12種類の野菜と特製ハーブオイルを使ったミネストローネなど、洋食の定番をベースに長年感性を磨いたイタリア料理の要素を適度に織り交ぜて、本店とはまた違う独自の洋食を描いている。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。