『洋食堂のろ』の焦がし味噌の煮込みハンバーグ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、京都で話題の新店『洋食堂のろ』の料理長・河野竜二シェフに、イタリア料理のテイストを交えた、洋食レシピを考えていただきました。みんなが大好きな煮込みハンバーグを、焼き焦がした赤味噌を加えてアレンジ。コク深い味わいにご飯が進みます。野菜はトマトのほか、ニンジンや玉ネギを加えても。

材料

  • 【材料】4人分
    [A]牛挽き肉…300g
    [A]豚挽き肉…230g
    [A]豚背脂(精肉店で購入可。角切り)…75g
    [A]玉ネギ(みじん切り)…100g
    [A]卵…1個
    [A]パン粉…20g
    [A]ケチャップ…10g
    [A]塩…4g
    [A]黒コショウ…1g

    デミグラスソース(市販品)…120g
    赤味噌…100g

    [B]ブロッコリー…160g
    [B]ジャガイモ(キタアカリがお薦め)…小5~6個
    [B]ペコロス…4個
    [B]チェリートマト…8個
    赤ワイン…140ml
    EXVオリーブ油…適量
    葉野菜…適宜

作り方

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アルミ箔に赤味噌を薄く塗りのばす。「ココットプレート」にのせて、蓋をせず水なし両面焼グリルに入れる。「タイマー・温度」の「プレート」を選択。タイマーを5分に設定して端に焦げ目が付くまで焼き、デミグラスソースと混ぜ合わせる。
赤味噌を焼く
波型の「ココットプレート」は、上は直火、下はプレート越しという程よい火加減。味噌の表面を軽く焦がしたい時にもお薦めです。
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[A]をボウルに合わせ、粘りが出るまで捏ねる。直径10㎝ほどの小判型に成形し、中央をへこませる。
3
「ザ・ココット」を中火にかけてEXVオリーブ油を熱し、②の両面に焼き色を付ける。赤ワイン、①を加え、ひと煮立ちしたら消火する。食べやすい大きさに切った[B]を加えて蓋をし、水なし両面焼グリルに入れる。「ザ・ココット」のタイマーを20分に設定して点火する。消火後、そのまま庫内に20分前後おいて余熱で火を通す。
ザ・ココットでハンバーグを焼く
「ザ・ココット」はコンロでもグリルでも使用できる便利な蓋付き調理鍋。グリルで使用する際は上下からのガス火で加熱調理されるため、ハンバーグや野菜の旨みを逃さずに煮込むことができます。
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③を温め直して器に盛り、好みでレタスなどの葉野菜を添える。
焦がし味噌の煮込みハンバーグの完成
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profile

『洋食堂のろ』料理長

河野竜二さん

「アマン京都」や東京の「フォーシーズンズホテル」など、有名ホテルで15年以上腕を磨いていた中、ふとしたことで『リストランテ野呂』のオーナー・野呂和美シェフと意気投合。2024年に開店した姉妹店『洋食堂のろ』の料理長に就任する。自家製デミグラスソースに赤味噌で味に奥行きを出した煮込みハンバーグや12種類の野菜と特製ハーブオイルを使ったミネストローネなど、洋食の定番をベースに長年感性を磨いたイタリア料理の要素を適度に織り交ぜて、本店とはまた違う独自の洋食を描いている。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。