発酵料理人・楠 修二さんの玉ネギ糀の豚の生姜焼き

今、再び注目を集める「発酵」。今回は発酵をテーマに活動する料理人・楠 修二さんに、塩や糀を混ぜて乳酸発酵させた“発酵野菜”の作り方を教えていただきました。味付けやコクを出したい調理に使える、風味豊かな玉ネギ糀とSiセンサーコンロで作る和のおかずをご紹介します。楠さんが絶対作ってほしいと熱く話す、推しの玉ネギ糀メニューが「豚の生姜焼き」!タレは玉ネギ糀、ショウガ、醤油、砂糖は同じ分量。コツは豚肉は3㎜厚さを使い、片面だけをしっかり焼くこと。カリッとジューシー、食感のメリハリを作るとより美味しさが増します。

材料

  • 2人分
    豚肩ロース肉(3mm厚)… 6枚(約200g)
    サラダ油 … 小さじ2

    [A]玉ネギ糀・醤油・砂糖・ショウガ(すりおろし)… 各大さじ2
    キャベツ(ざく切り)、トマト(くし切り)、白ご飯 … 各適量

作り方

1
フライパンにサラダ油を入れ、「温度キープ機能」で220℃に設定する。豚肩ロース肉2枚を広げ、片面がカリッと香ばしくなるまで触らずに焼く。ひっくり返してすぐに取り出し、同じように残りの肉も焼く。
豚を焼く、タレを絡める
130~220℃まで10℃単位で温度をキープできる「温度キープ機能」。ショウガ焼きの豚肉を焼く場合は、高温220℃に設定して片面だけしっかり焼くと、カリッとジューシーに仕上がります。
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2
取り出した肉を肉汁ごとフライパンに戻して中火にかけ、[A]を加えて、絡めながらさっと焼く。
3
小鍋に水を入れ「湯わかしモード」で沸騰させる。ザルにキャベツを入れて、湯を回しかける。粗熱が取れたら水気を搾る。
4
器に②、③とトマトを盛る。白ご飯を添える。
玉ネギ糀の豚の生姜焼き
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profile

発酵人くすの木

楠 修二さん

1990年大阪生まれ、京都在住。寿司店や、京都の有名日本料理店などで修業し、2020年「CHEF-1グランプリ」に出場。現在はフリーの料理人として活躍。日本料理の調味料が発酵でできていることから発酵の奥深い世界に魅了され、自家製で味噌や醤油、納豆など約40種を作り、研究を重ねる。あらゆる「発酵」をテーマにしたポップアップレストランに料理人として参加。料理教室、発酵商品開発なども行う。活動近況はInstagramにて随時発信。
【Instagram】https://www.instagram.com/hakkounin_k/

使用したコンロは
クラスS [H]シリーズ

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amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。