パティスリー『ア・テール』のバスクチーズケーキ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。指南役は、パティスリー『ア・テール』の店主・新井和碩(かずひろ)さん。バレンタインにもお薦めのスイーツを教えていただきました。
外側を真っ黒に焦がした濃厚なバスク地方発祥のベイクドチーズケーキ、バスクチーズケーキ。焦げの香ばしさに、チーズの風味とずしりと重みのあるねっとりとした食感で、食べ応え充分。大人数でシェアできるサイズもいいですね。「実は材料も少なく、混ぜて焼くだけと作り方もいたってシンプル。濃厚でしっとり感が楽しめるリッチな配合のレシピにしました」と、『ア・テール』の新井さん。コーヒーやワインとも相性よし。予熱不要のグリル用調理容器(深型鍋)「ザ・ココット」を使えば、より手軽に作れます。

材料

  • 「ザ・ココット」1台分(8〜10人分)
    クリームチーズ(常温に戻す)・生クリーム…各500g
    卵…Lサイズ3個(180g)

    〈A〉薄力粉…50g
    〈A〉グラニュー糖…220g

作り方

1
〈A〉をまとめてふるう。
2
ボウルに卵と①を入れて混ぜる。
3
別のボウルにクリームチーズを入れてなめらかな状態にし、②を5〜6回に分けてダマにならないように混ぜながら加える。生クリームを加えてさらに混ぜる。
4
「ザ・ココット」に、水で濡らして絞ったオーブンシートを写真のように敷き、③を流し込む。オーブンシートがはみ出ないように、周囲をハサミで切って蓋をする。
5
水なし両面焼グリルに入れ、「タイマー・温度」メニューの「ザ・ココット」を選択。温度を180℃、グリルタイマーを60分に設定して焼く。
バスクチーズケーキのレシピ、焼く
左/長時間加熱の焦げ防止のため、オーブンシートは水で濡らし、容器の形状に合わせて敷きます。右/庫内が一気に高温になるので、余熱は不要。オーブンを使わずにスイーツも作れる「ザ・ココット」。
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「ザ・ココット」から取り出す。周囲のオーブンシートを外し、バーナーで表面に焼き目を付ける。粗熱を取り、8〜10等分に切り分ける(冷蔵で2〜3日間保存可)。
バスクチーズケーキのレシピ
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profile

『ア・テール』店主

新井和碩(かずひろ)さん

調理製菓学校を卒業後、京都の大手洋菓子店などを経て2012年に池田市で独立。16年に駅近に移転。伝統的なフランス菓子を得意とし、シンプルながら繊細な味わいのケーキや焼き菓子など常時60種近くを揃える。なかでもチョコレートや自店で焼くナッツ類を使った焼き菓子が人気。茨木市のイオンモール内に姉妹店あり。

使用したコンロは
クラスSプレミア[Rシリーズ]

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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。