野菜料理『清澄の里 粟』の大和芋の蒸し物

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。指南役は、野菜料理で知られる『清澄(きよすみ)の里 粟(あわ)』の三浦ご夫妻。「大和芋の蒸し物 葛餡仕立て」を教わりました。「力強い粘り気の大和芋に、ふわとろの長芋を合わせて、同じヤマノイモ属の異なる食感を楽しめるようにしました。さらに葛餡をかけるので身体が温まりますよ」。滋味深い蒸し物、ぜひ作ってみてください。

材料

  • 4人分
    大和芋(すりおろす)…180g
    長芋(すりおろす)…300g
    帆立貝柱…4個(約80g)
    シメジ(石突きを取ってほぐす)…1/2株
    酒…小さじ1
    葛餡(下段参照)・柚子コショウ…各適量

    ●葛餡の作り方(作りやすい分量)
    鍋にカツオと昆布のだし200ml、淡口醤油小さじ2、酒小さじ1を入れて沸かし、水溶き葛粉(1:1)大さじ1を加えてとろみを付ける。

作り方

1
帆立貝柱に酒をまぶし、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
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耐熱性の器に大和芋1/4量を入れ、①を1個、シメジ1/4量を入れ、長芋1/4量をかける。これを残り3人分作り、ラップをふんわりと掛ける。
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湯気の上がった蒸し器に②を並べ、コンロタイマーを8分に設定して強火で蒸す。
大和芋の蒸し物 葛餡仕立てのレシピ、ラップを掛ける
時間になるとブザーが鳴り、自動消火する「コンロタイマー」(最大120分)。蒸し過ぎると硬くなってしまう大和芋の食感をキープしてくれます。
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4
③に葛餡をかけ、柚子コショウをのせる。
大和芋の蒸し物 葛餡仕立てのレシピ
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profile

『清澄の里 粟』

三浦雅之さん、陽子さんご夫妻

自然農法を学んだ後、奈良で伝統野菜の栽培を開始し、2002年にレストランを開店。大和伝統野菜を中心に使った彩り豊かなコース料理が楽しめる。大和野菜をテーマにした教育、特産品の企画・開発、景観保全やまちづくりの発展などに尽力。

使用したコンロは
クラスSプレミア[Rシリーズ]

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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。