居酒屋『燗の美穂』のチーズ豆腐

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。指南役・『燗の美穂』の店主・中村美穂さんに、お店でも付き出しで提供しているという、濃厚でクリーミーな「チーズ豆腐」を教えていただきました。大豆の旨みとチーズの酸味がまろやかにとろけ合う名作アテです。「特に関西の酒は丁寧に造られているものが多いので、高温にしても香りが飛ばないし、味が締まりますよ」と中村さん。チーズ豆腐には「奥播磨」や「奥鹿」など、30~70℃とあらゆる温度帯でおいしさを発揮する長期熟成のお酒がマッチするとか。温めてゼラチンで固めるだけ、作り置きもできる簡単メニュー。ガス火で丁寧に温めた酒とゆるゆると味わってください。

材料

  • 4人分
    豆乳…300㎖
    クリームチーズ(室温に戻し、3cm角に切る)…200g
    塩…小さじ1弱
    板ゼラチン(水で戻す)…10g
    本ワサビ(すりおろす)…適量

作り方

1
鍋に豆乳を入れて弱火にかけ、クリームチーズを加えてゆっくり混ぜながら溶かす。全体がふつふつとしてきたら、塩、水気を切った板ゼラチンを加えて混ぜながら溶かし、火を止める。
2
①をザルで漉しながらバットに流し入れる。粗熱を取り、冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。
チーズ豆腐のレシピ、バットに流し入れ冷やし固める
極弱火で加熱し、板ゼラチンをゆっくり溶かしていきます。口溶けなめらかな仕上がりに。
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3
②をスプーンですくって器に盛り、本ワサビを添える。
チーズ豆腐のレシピ
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profile

『燗の美穂』店主

中村美穂さん

大国町『山中酒の店』直営の居酒屋で勤務するうちに、日本酒の奥深さに魅了、蔵元との繋がり、燗酒の万能性に開眼する。2010年に、燗酒に特化した自店を博労町でオープン。2020年6月に谷町六丁目へ移転。70種以上の銘柄を揃え、現在は、生酒も生酛も70℃近くまで上げる“責めの燗”で燗上がりの味わいを提案中。

使用したコンロは
クラスSプレミア[Rシリーズ]

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。