『秋華』の三杯鶏(サンベイジー)

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、京都・北白川にある中国料理店『秋華(あきはな)』店主の鈴木智秋さん。家庭でも作りやすく、家族みんなが大好きな中華の定番メニュー6品を教えていただきました。今回は、台湾風の鶏肉の炒め煮・三杯鶏(サンベイジー)をご紹介。紹興酒、醤油、ゴマ油をベースにした、ご飯が進むこってり甘辛味。バジルの爽やかな香りと赤唐辛子の辛みが利いていて、夏にぴったりのおかずです。

材料

  • 4人分
    鶏手羽元…8本
    ショウガ(スライス)…30g
    ゴマ油…30㎖
    [A]醤油…60㎖
    [A]グラニュー糖…30g
    [A]紹興酒…60㎖
    [A]タカノツメ…3本
    バジル…適量

作り方

1
鶏手羽元を茹でこぼし、水気を切っておく。
2
フライパンにゴマ油、ショウガを合わせて弱火で熱する。香りが出てきたら①を加えて中火に替え、表面を軽く焼く。
3
[A]を加えてコンロタイマーを20分に設定して蓋をする。時折返しながらタレをまんべんなく煮絡める。
調味料を加えて煮る
10
4
消火したら強火にかけ、煮汁にツヤととろみが出るまで焦げないよう時折混ぜながら煮絡める。
強火で煮詰める
10
5
器に盛り、バジルを散らす。
三杯鶏の完成
10

profile

『秋華』主人

鈴木智秋さん

1982年静岡県・浜松生まれ。京都・岡崎にある名中華『京 静華』の浜松での営業時代に店主・宮本静夫さんに弟子入り。『京 静華』が京都に移転後も含めて計11年間、中華の基礎と大胆な応用力をみっちり学ぶ。2019年に京都・北白川に開いた自店は、誰もが馴染み深いホッとする味わいがコンセプト。ピーマンのシャキシャキ感が心地よいチンジャオロースや旨み深い海老チリなど、シンプルな中に磨き抜かれた技が見える料理の数々で、食いしん坊の心をつかんでいる。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。