『お菓子教室シトロン』山本稔子さんのレモンのマドレーヌ

京都で『お菓子教室シトロン』を主宰する山本稔子さんに、ガスコンロで気軽に作れるレモンを使ったおやつのレシピを教えていただきました。初夏は、レモンの酸っぱさや爽やかな香りがぴったりです。コンロのグリルで焼き上げるレモンのマドレーヌをご紹介します。濃厚なギリシャヨーグルトを加えると、ふわモチッとした食感に。生地にレモンの皮と果汁を加え、ほんの少しラム酒を利かせるのもポイントです。

材料

  • 8個分(直径6㎝・高さ3㎝のマドレーヌ型)
    [A]薄力粉…15g
    [A]強力粉(薄力粉でも可) …15g
    [A]ベーキングパウダー…2g
    卵…1個
    グラニュー糖 …60g
    レモンの皮…1/2個分
    ※レモンを皮ごと使う場合は、国産・農薬不使用のものがお薦め。
    ギリシャヨーグル …30g
    溶かしバター(発酵バターがお薦め)…20g
    レモン汁…4g
    ラム酒(ホワイト)…1g

作り方

1
ボウルに卵、グラニュー糖、レモンの皮を合わせ、泡だて器で混ぜる。
ボウルに材料を合わせる
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2
別のボウルにギリシャヨーグルトを入れる。①を3回に分けて加え混ぜる。
生地とヨーグルトを混ぜる
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3
ふるった[A]を2回に分けて加え、その都度ゆっくり混ぜる。
小麦粉をふるい混ぜる
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4
溶かしバターを2回に分けて加え、その都度ゆっくり混ぜる。
溶かしバターを加える
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5
レモン汁、ラム酒を加えてゆっくり混ぜる。
レモン汁を加える
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6
アルミ箔のマドレーヌ型に25gずつ流し入れる。「キャセロール」に並べて蓋をし、マルチグリルに入れる。「キャセロール」「パン」を選択。
キャセロールで焼く
付属のキャセロールは、マルチグリルでの焼き菓子作りも楽しめます。マドレーヌは「パン」モードで焼くと、余熱を生かしてきれいな色に焼き上がります。
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7
タイマーを15分に設定して焼き、余熱で15分おく。
レモンのマドレーヌの完成
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profile

『お菓子教室シトロン』主宰

山本稔子さん

京都・嵐山で生まれ育った生粋の京都人。東京の名パティスリー『イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』の教室でフランス菓子の基礎を学ぶ。2002年から始めた『お菓子教室シトロン』の生徒数は延べ2万人以上で、レモンを主役にしたパティスリーを開いていたほどのレモン好き。2024年に初のレシピ本「京都のお菓子教室シトロンの レモンのお菓子」(京阪神エルマガジン社)を上梓。
『お菓子教室シトロン』の詳細はhttps://citron-kyoto.com/

使用したコンロは
クラスS [H]シリーズ

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amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。