『秋華』の雲白肉(ウンパイロウ)&トマトと卵のスープ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、京都・北白川にある中国料理店『秋華(あきはな)』店主の鈴木智秋さん。家庭でも作りやすく、家族みんなが大好きな中華の定番メニュー6品を教えていただきました。ニンニク醤油ダレでいただく中国風の茹で豚・雲白肉(ウンパイロウ)をご紹介します。豚の旨みが溶けた茹で汁を活用して、スープも作れる一度で二度おいしいレシピです。あとはご飯を炊くだけで夕飯が完成しますよ。

材料

  • 2人分
    <雲白肉>
    [A]豚バラ肉(ブロック)…約350g
    [A]長ネギ(青い部分)…1本分
    [A]ショウガ…(スライス)…2〜3枚
    [A]水…1.2ℓ
    [A]紹興酒…大さじ2
    [B]醤油…大さじ2弱
    [B]砂糖…大さじ3強
    [B]酢…小さじ2
    [B]五香粉…小さじ1/2
    [B]ニンニク(みじん切り)…1/2弱
    キュウリ・セロリ…各適量

    <トマトと卵のスープ>
    トマト…1個
    溶き卵…1個分
    塩・コショウ…各適量
    水溶き片栗粉…適量

作り方

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雲白肉を作る。[A]を「ザ・ココット」に合わせ、蓋をして水なし両面焼グリルに入れる。「タイマー・温度」メニューの「ザ・ココット」を選択、タイマーを20分に設定して煮る。消火したらそのまま庫内に20分おく。
「ザ・ココット」で豚肉を煮る
蓋付き調理鍋「ザ・ココット」をグリルで使用する際は、余熱をうまく活用を。豚バラ肉のブロックも20分加熱して余熱でさらに20分おくと、豚バラ肉がしっとり柔らかく仕上がります。
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2
キュウリ・セロリをピーラーで長く剥き、冷水にさらして水気を切る。
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①のスープを漉して500㎖を小鍋に移す。ざく切りしたトマトを加えてひと煮立ちさせ、塩・コショウで味を調えたら水溶き片栗粉でとろみを付ける。溶き卵を流し入れて火を通し、器に盛る。
トマトと卵のスープを作る
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薄切りした②の豚バラ肉、②を別の器に盛り、混ぜ合わせた[B]をかける。
雲白肉(ウンパイロウ)&トマトと卵のスープの完成
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profile

『秋華』主人

鈴木智秋さん

1982年静岡県・浜松生まれ。京都・岡崎にある名中華『京 静華』の浜松での営業時代に店主・宮本静夫さんに弟子入り。『京 静華』が京都に移転後も含めて計11年間、中華の基礎と大胆な応用力をみっちり学ぶ。2019年に京都・北白川に開いた自店は、誰もが馴染み深いホッとする味わいがコンセプト。ピーマンのシャキシャキ感が心地よいチンジャオロースや旨み深い海老チリなど、シンプルな中に磨き抜かれた技が見える料理の数々で、食いしん坊の心をつかんでいる。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。