『パネ ホ マレッタ』のカポナータのクロックムッシュ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、創作パンを毎日100種以上焼き上げてパン好きに愛されている神戸の『パネ ホ マレッタ』の西脇健介さん。お店で人気の食パンで作るクロックムッシュとハード系のパンで作るホットドッグのアレンジレシピを教えていただきました。今回はベシャメルソースにハム&チーズ、彩り野菜煮込みをたっぷりとのせた「カポナータのクロックムッシュ」。ボリュームもあるので、ブランチにもぴったりです。

材料

  • 2人分
    食パン(8枚切り)…4枚
    ハム…2枚
    シュレッドチーズ…30g
    EXVオリーブ油…適量

    <カポナータ>※作りやすい分量
    [A]ニンニク(軽く潰す)…1片
    [A]オリーブ油…75㎖
    [B]ズッキーニ・赤パプリカ・黄パプリカ・玉ネギ(各1㎝の角切り)…各150g
    [B]ナス(1㎝の角切り)…100g
    [B]ピーマン(1㎝の角切り)…70g
    [B]塩…小さじ1
    [C]トマトピュレ…90㎖
    [C]タイム…2枝
    [C]ローリエ…1枚

    <ベシャメルソース>※作りやすい分量
    バター(無塩)・薄力粉…各70g
    牛乳…1ℓ
    塩・ブイヨン(顆粒)…各小さじ1

作り方

1
カポナータを作る。「ザ・ココット」に[A]を入れ、弱火で熱する。香りが出てきたら[B]を加え、中火で色付くまで炒める。[C]を加えて混ぜ合わせ、火を止める。蓋をし、水なし両面焼グリルに入れて点火し、「タイマー・温度」メニューの「ココット」を選択、タイマーを10分に設定して煮る(※冷蔵で3日間保存可)。
カポナータを煮る
コンロでもグリルでも使用できる蓋付きの調理鍋「ザ・ココット」で、野菜をさっと炒めた後、蓋をして「水なし両面焼グリル」に入れてじっくり煮込み調理。食感もほどよく残り、香り豊かなカポナータが仕上がります。
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2
ベシャメルソースを作る。鍋にバターを熱して溶かし、薄力粉を加えて混ぜながら炒める。粉っぽさがなくなってふつふつと泡立ってきたら火を止め、沸騰した牛乳を数回に分けて加え混ぜる。再び点火し、塩とブイヨンを加えて底からしっかりと混ぜる。とろみが付いたらボウルに移し、落としラップをして冷ます(※冷蔵で2日間保存可)。
ベシャメルソースを作る
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3
食パン1枚に②を適量塗り、ハムをのせる。食パンをもう1枚重ね、②を適量塗って①を適量のせ、シュレッドチーズをかける。
パンにソースを塗る
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4
「ココットプレート」に③を並べ、「水なし両面焼グリル」に入れて点火し、「タイマー・温度」メニューの「ココットプレート」を選択、タイマーを7分に設定して焼く。
クロックムッシュを焼く
クロックムッシュを焼く際は、「ココットプレート」で。プレート状なので、具材がこぼれても庫内に落ちる心配もなく、トースターを使わずともガス火できれいな焼き色が付きます。
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5
⑤器に盛り、EXVオリーブ油をかける。
カポナータのクロックムッシュの完成
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profile

『パネ ホ マレッタ』店主

西脇健介さん

フランス料理店での修業を経て、パン職人の道へ。大阪『ブーランジュリー タカギ』など、人気ベーカリーで経験を積み、2017年自店を開店。パン激戦区の神戸であえて品数で勝負し、一躍人気店に。クロックムッシュ、ホットドッグ、クロワッサンダマンドは常時10種類以上、全部で120種近くを焼き上げ、パンを選ぶ楽しさを提供。国産の小麦・米粉・バターで作り上げるもちもちの食パン「誉」は、開店後すぐに売り切れるほど。食感や味わいに工夫を凝らして “どこにもない”個性を打ち出し、パン好きを虜にしている。三宮駅近くに販売店『ピッコロ ホ マレッタ』もある。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。