『atelier HANADA』の烏龍茶プリン キャラメルソース

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、淀屋橋にある気鋭の中国料理店『atelier HANADA』の総料理長・花田洋平さん。今まさに食べたい冷麺とデザートメニューを教えていただきました。
花田シェフによる最後のレシピは、香ばしくすっきりとした黒烏龍茶が香るなめらかプリンに、ビターなキャラメルソースをかけた大人のプリン。ほうじ茶やプーアール茶などお好みの茶葉で作ってみてください。

材料

  • 4個分(直径7㎝、高さ7㎝の耐熱容器を使用)
    牛乳…350㎖
    生クリーム(乳脂肪分35%以上)…50㎖
    烏龍茶葉(黒烏龍茶葉がベター)…大さじ2弱
    ローストナッツ(ヘーゼルナッツやアーモンドなど)…50g
    [A]卵…3個
    [A]卵黄…2個分
    [A]グラニュー糖…大さじ3
    [B]グラニュー糖…大さじ2
    [B]水…20㎖
    [C]グラニュー糖…大さじ1と2/3
    [C]水…15㎖
    ミント(葉)…適量

作り方

1
鍋で牛乳を中火で温め、沸いたら烏龍茶葉を加え、火を止めて5分ほどおく。再び温め、[A]を混ぜ合わせたボウルに加え混ぜ、キッチンペーパーを敷いたザルで漉す。耐熱容器に注ぐ。
茶葉を煮出す
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2
「ザ・ココット」に①を並べ、沸騰した湯1ℓを注ぐ。蓋をし、水なし両面焼グリルに入れ、「タイマー・温度」メニューの「ザ・ココット」を選択。タイマーを10分に設定して点火する。消火後、グリルから取り出し、蓋を開けてそのままおく。プリンが固まったら容器を取り出し、冷蔵庫で冷やす。
「ザ・ココット」でプリンを蒸す
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3
キャラメルソースを作る。フライパンに[B]を入れて中火にかけ、「あぶり高温炒めモード」に設定する。鍋をゆすりながらグラニュー糖を溶かし、全体に色を付ける。焦げる寸前に水30㎖を加え、鍋をゆすって撹拌する。粗熱を取る。
キャラメルソースを作る
火入れが繊細なキャラメルソースは、「あぶり高温炒めモード」で。フライパンをゆすっても消火せずに高温が維持されるので、香ばしいキャラメルソースが作れます。
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4
フライパンに[C]を入れて中火にかけ、褐色になってきたらローストナッツを加えて絡める。クッキングシートを敷いたバットにのせ、粗熱を取る。適当に砕く。
5
②に③をかけ、④をのせ、ミントを飾る。
『atelier HANADA』の烏龍茶プリン キャラメルソースの完成
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profile

『atelier HANADA』総料理長

花田洋平さん

辻調理師専門学校を卒業後、「ANAクラウンプラザホテル大阪」の中国料理『花梨』で経験を積む。30歳で副料理長に就任し、料理全般を統括しながら様々なコンテストに挑戦。第7回中国料理世界大会「金賞」をはじめ、2 5の受賞歴を誇る。2024年6 月に『atelier HANADA』の総料理長に。皮も身も美味しい「河内鴨の北京ダック」、絵画のように仕立てた「漆黒酢豚」など、中国料理の伝統を継承しながら独自の解釈を加えた料理を提供し、早くも人気店となる。有本佳奈さんらパティシエールによるデセールも好評。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。