『季と菜と魚と さんたか』の蛸おこわ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、神戸・垂水にある日本料理店『季と菜と魚と さんたか』の店主・白波瀬喬士さん。冬においしい魚を主役にしたご飯メニューを教えていただきました。
茹でダコを使った簡単なおこわをご紹介。プリッと食感のタコとゴボウや銀杏が好相性。もちもちのご飯にゴマ油の香りがいいアクセントで、おにぎりにしておいしいですよ。

材料

  • 4人分
    もち米…2合
    [A]茹でダコ(ブツ切り)…200g
    [A]ゴボウ(1㎝の角切り、水にさらす)…100g
    [A]椎茸(スライス)…2枚
    [A]薄揚げ(1㎝大に切る)…1枚(約25g)
    [A]銀杏(殻を剥く)…15個
    [B]だし(下記参照)…270㎖
    [B]淡口醤油…40㎖
    [B]濃口醤油・酒・みりん…各小さじ2
    ゴマ油…大さじ1

    ●基本のだしの作り方
    鍋に水2ℓと昆布15gを入れて火にかけ、65~75℃ぐらいをキープしながら約40分間煮出す。昆布を引き上げ、強火にして沸かしたらカツオ節15gを加える。アクを取りながら中火で5分ほど煮、火を止めて5分おく。キッチンペーパーを敷いたザルで漉す(※冷蔵で3日間保存可)。

作り方

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もち米は30分ほど浸水し、ザルに上げて水切りする。「ザ・ココット」に入れて[A]を順に加え、合わせた[B]を注ぎ、ゴマ油を回しかける。蓋をして、水なし両面焼グリルに入れ、「タイマー・温度」メニューの「ザ・ココット」を選択、タイマーを20分に設定して炊く。そのまま10分おく。
卵でとじる
コンロでもグリルでも使用できる蓋付きの調理鍋「ザ・ココット」を使ってご飯ものも気軽に調理。グリル使用時は上下からじっくりと火が入り、炊き込みご飯やパエリアなどの炊飯も可能。蛸おこわも20分の加熱と、後は余熱を生かせば、省エネかつ時短になります。
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①を軽く混ぜ、器に盛る。
『季と菜と魚と さんたか』の蛸おこわの完成
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profile

『季と菜と魚と さんたか』店主

白波瀬喬士さん

垂水出身。料理人の父親の影響で、高校卒業後に日本料理の道へ。各地の料亭や割烹、ホテルで研鑽を積み、2014年、地元で自身の店を開店。塩屋漁港で鰆を一本釣りする漁師や、神崎郡市川町の有機農家など、同級生から仕入れる食材と兵庫の海や山の恵みを軸にした、ここでしか味わえないおまかせ料理を提供する。特に魚料理に定評があり、カウンターの後ろの生け簀で1日活け越しした鮮魚を、提供直前に締めるお造りは、港町ならではの歯ごたえと鮮度が魅力。また、神戸産クラフトビール「IN THE DOORBREWING」とのマリアージュも提案している。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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