『季と菜と魚と さんたか』の鰆のちらし寿司
有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、神戸・垂水にある日本料理店『季と菜と魚と さんたか』の店主・白波瀬喬士さん。冬においしい魚を主役にしたご飯メニューを教えていただきました。
脂のりの良い寒鰆を主役にした、彩り豊かなハレの日仕様のちらし寿司をご紹介。エビの旨煮や錦糸玉子など、それぞれの具材作りに少し手間がかかりますが、具材を作りおきしておけば仕上げは酢飯に盛り付けるだけ。レンコンを寿司酢で煮ると、手間が省けて時短になります。年末年始のごちそうに!
脂のりの良い寒鰆を主役にした、彩り豊かなハレの日仕様のちらし寿司をご紹介。エビの旨煮や錦糸玉子など、それぞれの具材作りに少し手間がかかりますが、具材を作りおきしておけば仕上げは酢飯に盛り付けるだけ。レンコンを寿司酢で煮ると、手間が省けて時短になります。年末年始のごちそうに!
材料
- 【材料】4人分
●エビの旨煮
エビ(殻付き、背ワタを取り除く)…大4尾
だし(下段参照)…250㎖
淡口醤油・みりん…各35㎖
酒…25㎖
砂糖…15g
●焼きサワラ
サワラ(4~5㎝大の切り身)…8切れ(約220g)
みりん…120㎖
淡口醬油…50㎖
濃口醬油・酒…各25㎖
●錦糸玉子
卵…2個
塩…ひとつまみ
サラダ油…適量
●レンコンの寿司酢煮
レンコン(ざく切り、水にさらす)…100g
酢…適量
米酢…65㎖
砂糖…25g
塩…6g
●トッピング
ミョウガ(小口切り、水にさらす)・キュウリ(輪切り、塩揉みして水気を絞る)…各2本
大葉(せん切り)…10枚
白ゴマ…適量
イクラ(醤油漬け)・ボウフウ(カイワレ大根でも可)…各適量
エディブルフラワー…適宜
●基本のだしの作り方
鍋に水2ℓと昆布15gを入れて火にかけ、65~75℃ぐらいをキープしながら約40分間煮出す。昆布を引き上げ、強火にして沸かしたらカツオ節15gを加える。アクを取りながら中火で5分ほど煮、火を止めて5分おく。キッチンペーパーを敷いたザルで漉す(※冷蔵で3日間保存可)。
作り方
- 1
- <具材を作る>
エビの旨煮を作る。エビは沸騰した湯でさっと下茹でする。沸かした[A]に加え、再沸騰したら火を止めて粗熱が取れるまでおく。冷蔵庫に移して半日おく(※冷蔵で3日間保存可)。殻を剥き、ひと口大に切る。
- 2
- サワラを焼く。サワラを[B]に浸けて冷蔵庫で1時間ほどおく。汁気を切り、「ココットプレート」に並べて蓋をする。水なし両面焼グリルに入れ、オートメニュー「焼き魚」・「プレート」、焼き加減「標準」を選択して焼く。
- 3
- 錦糸玉子を作る。ボウルに卵を割り入れ、塩を加えてよく混ぜ合わせる。フライパンにサラダ油を薄く引き、「温度キープ機能」を150℃に設定し、卵液を流し入れて焼く。適宜サラダ油を足しながら、2枚分焼く。重ねて細く切る。
- 4
- レンコンを煮る。酢を少量加えた湯にレンコンを入れ、コンロタイマーを1分30秒に設定して下茹でし、ザルに上げる。沸かした[C]に加え、ひと煮立ちさせる。
- 5
- <寿司飯を作る>
白米を洗って30分ほど浸水させ、ザルに上げて水切りする。炊飯専用鍋に入れて水320ml(分量外)を注ぐ。蓋をし、「自動炊飯機能」で「ご飯」「2合」を選択して点火する。
- 6
- 寿司桶などに⑤を移し、温かいうちに④を加えて、しゃもじで切るように手早く合わせる。[D]も加えて混ぜ合わせる。
- 7
- 器にを盛⑥を盛り、③、①、②、イクラをのせる。ボウフウを添え、好みでエディブルフラワーを飾る。
profile

『季と菜と魚と さんたか』店主
白波瀬喬士さん
垂水出身。料理人の父親の影響で、高校卒業後に日本料理の道へ。各地の料亭や割烹、ホテルで研鑽を積み、2014年、地元で自身の店を開店。塩屋漁港で鰆を一本釣りする漁師や、神崎郡市川町の有機農家など、同級生から仕入れる食材と兵庫の海や山の恵みを軸にした、ここでしか味わえないおまかせ料理を提供する。特に魚料理に定評があり、カウンターの後ろの生け簀で1日活け越しした鮮魚を、提供直前に締めるお造りは、港町ならではの歯ごたえと鮮度が魅力。また、神戸産クラフトビール「IN THE DOORBREWING」とのマリアージュも提案している。
data
- 店名
- 季と菜と魚と さんたか
- 住所
- 兵庫県神戸市垂水区川原1-2-18
- 電話番号
- 078-755-5225
- 営業時間
- 17:00~20:00LO
- 定休日
- 日曜、第3月曜
- 交通
- 各線垂水駅から徒歩5分
- 公式サイト
- https://santaka-kobe.com
- https://www.instagram.com/santaka.kobe/

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