『京都ネーゼ』直伝、濃厚なカルボナーラのレシピ

『京都ネーゼ』のカルボナーラはとても濃い。でもソースに使う材料は意外にシンプルで、オリーブ油、パンチェッタ、茹で汁、そして卵黄。生クリームは使いません。ポイントは、“卵”と“乳化”。シェフの森さんにそのレシピを教わりました。

材料

  • 1人前
    昆布(10×10cm角)…1枚
    岩塩…10g
    スパゲッティーニ(ディ・チェコ1.6mm)…90g
    オリーブ油…大さじ1
    パンチェッタ…5g
    卵黄…5個
    粗挽き黒コショウ…適宜
    パルミジャーノ…10g

作り方

1
鍋に1ℓ以上の水、昆布と岩塩を入れて火にかける。沸騰したら火を弱め、昆布の旨みが出て湯が茶色っぽくなるまで煮出す。
カルボナーラのレシピ、火にかける
飲んでおいしいぐらいの塩梅に。
10
2
①でスパゲッティーニを7分弱茹でる。
3
フライパンにオリーブ油を入れ、5mm角の棒切りにしたパンチェッタを炒める。滲み出た脂はペーパーで丁寧に吸い取る。
カルボナーラのレシピ、炒める
10
4
③にパスタの茹で汁を大さじ1程度加えて味を調え、湯切りした②を混ぜ合わせる。
5
弱火にして卵黄を一気に加え、ヘラで混ぜ合わせる。
カルボナーラのレシピ、混ぜ合わせる
鍋肌の卵黄がトロッとなってきたら、鍋の端から中心に向けてひたすら混ぜ続ける。途中、塩味が足りなければ茹で汁、濃すぎたら水を足して味を調える。さらに混ぜ続け、アングレーズソースのような艶が出たら完成。卵黄が固まりそうなら火から外して!
10
6
皿に盛り、黒コショウを散らし、削っておいたパルミジャーノを脇に添える。
カルボナーラのレシピ
パルミジャーノで味変を。
10

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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。