
自慢の“極雌(ごくめん)”焼肉、大阪『にくや萬野 お初天神裏参道店』
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路地テラスで開放的に
お初天神裏参道は、20数軒の飲食店が路地にズラリと並んで夜な夜な大賑わい。その中ほどにある『にくや萬野』は、大きなガラス戸越しに店内が見渡せる開放的な雰囲気。季節の良いときは、テラス席でバーベキュー気分を味わうのも楽しそうです。 さて、出てくるお肉は、近江牛?松坂牛?いえいえ“極雌(ごくめん)萬野和牛”です。
自社ブランド“極雌”とは
萬野家は、1世紀近く食肉卸売問屋を営んできました。その2代目の息子として生まれた萬野和成(かつしげ)さんが、家業を活かして焼肉店などの飲食業に乗り出し、2024年に25周年を迎えたのだとか。 そんな萬野社長が、全国の生産者を訪ねて回り、生産地にこだわらず、本当に牛に愛情を注いで見事な肉牛に育てる生産者を厳選。そこから30カ月以上長期肥育された未経産の雌牛のみを仕入れ選別したのが、自社ブランド“極雌(ごくめん)萬野和牛”なのです。 「通常より長い期間を掛けて、ゆっくりと肥育すると肉の旨みが増します。脂肪の融点が低く、旨みの濃い赤身肉が特長です」と、胸を張るのは、まだ初々しい入社2年目のスタッフ・清水悠翔(ゆうと)さん。
外せない、日替わり特選3種盛り
清水さんにオススメを訊くと、「絶対食べてほしいのは、日替わり特選3種盛り。今日の食べごろの部位をバランス良く盛り合わせてありますよ!」とのこと。 この日は、リブロース、ミスジ、カイノミ。「リブロースは、ロースの中でもことに脂が多い背の部分で、口の中で蕩けます。ミスジはウデの部分。サシがきれいに入っているけど、ロースよりさっぱりとした味わいです。カルビの一部・カイノミは、牛の部位の中で3本の指に入るほど柔らかい肉ですよ!」と、そそるプレゼンです。
さらに食べ方も極雌ならではの方法があるそうで。 「塩やタレもいいんですが、ウチの極雌ならではの素焼きをぜひお試しいただきたいです!」。 何も付けずに焼いて、卓上にセットされている小瓶のキザミワサビと特製だし醤油の組み合わせがベストだそう。リブロースには、ちょっと酸味をきかせたつけダレを。「ご飯にワンバウンドして食べればなお良しです」と清水さん。 沖縄の美ら海の塩もあるし、どれで食べようかと迷ったらスタッフに相談を。この部位は素焼き、こっちはつけダレでと間違いない指南をしてくれます。
肉を食べたら野菜もね
極雌のあっさり蕩ける肉の甘みを味わったら、野菜も食べたいですよね。こだわりのサラダは、旬の野菜10種以上を盛り込んで。自慢のフレンチドレッシングたっぷりで、焼肉の合間に爽やかに口をリセットできます。 実はご飯も出来るだけ炊き立てをと、営業時間中に何度も炊いているのだとか。 ご飯もおいしいけど、〆に冷麺も食べたいし。おいしい悩みは尽きません。
data
- 店名
- にくや萬野 お初天神裏参道店
- 住所
- 大阪府大阪市北区曽根崎2-10-9
- 電話番号
- 06-6131-0008
- 営業時間
- 17:00〜22:30LO
- 定休日
- 不定休
- 交通
- 地下鉄谷町線東梅田駅から徒歩3分
- 席数
- カウンター12席、テーブル29席、テラス12席
- メニュー
- コース6600円~、日替わりの特選3種盛り4700円~、ホルモン盛り合わせ1980円~、和牛スレンド(ユッケ風)1320円、シェフズサラダ1100円、キムチ盛り合わせ880円、冷麺880円、ライス中308円、生ビール中649円、ハイボール429円~。
- 公式サイト
- https://www.mannoya.com/
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