オフィス街の人気店! 大阪・肥後橋『ブーランジュリー タカギ』

大阪・肥後橋の名店『ブーランジュリー タカギ』。平日の通勤時間やランチタイムには働く人たちが、そして週末にはご近所さんが早朝から足を運ぶ、街に愛され続けるパン屋です。

20年以上も街に根付くパン屋

大阪・肥後橋『ブーランジュリー タカギ』外観
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大阪・肥後橋のオフィス街。『ブーランジュリー タカギ』のパッと目を引く赤いテントは、どこかパリの街角を思わせます。

2003年のオープン以来、20年以上も愛され続けている街のパン屋。できる限り生地を練らず低温でじっくり熟成させた、小麦の香りを味わう素朴なバゲット「バゲット・アンシエンヌ」などシンプルなハードパンをはじめ、サンドイッチや惣菜パン、菓子パンまで所狭しと並びます。

取材時は土曜日だったにもかかわらず、朝から次々とパンを買いに来るお客さんで賑わう店内。「オープンすぐの朝8時でもパンがずらりと揃うように焼き上げています」とは、店長の幾田さん。ランチタイムにも焼き立てのパンが登場し、近隣で働く人や暮らす人にとってはありがたい存在です。レストランのシェフが訪れることも多いそうですよ。

大阪・肥後橋『ブーランジュリー タカギ』店内
大阪・肥後橋『ブーランジュリー タカギ』店内2
大阪・肥後橋『ブーランジュリー タカギ』クリームパン
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国産小麦と旬にこだわる無添加パン

長年支持される理由の一つは、こだわりの素材を使ったホッと安心できる味わい。

たとえば国産小麦粉は北海道産と九州産をメインに、パンの種類によって千葉や三重など異なる産地のものをブレンド。沖縄の塩や粗糖、てん菜を原料にした「ビートグラニュー糖」を使用するなど副原材料にも一つひとつ気を配った無添加のパンは、子どもから大人まで毎日食べたくなるおいしさです。

また、具材たっぷりの惣菜パンも店の代名詞。アジフライとたっぷりのフレッシュな野菜をサンドしたり、山椒の効いたリブロースやドイツの無添加ソーセージをパンに豪快に合わせたりと、どれもお腹が満たされるものばかり!

大阪・肥後橋『ブーランジュリー タカギ』のサンドイッチ
顔の見える農家さんから仕入れる野菜は有機野菜にこだわり、できる限り旬を生かします。
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大阪・肥後橋『ブーランジュリー タカギ』の惣菜パン
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小麦粉不使用、その名も「米粉100%」という土曜日限定の国産米粉を使ったパンも人気。外はバリっと、中はもちもち。まるで炊き立てのお米のような甘さが味わえます。

大阪・肥後橋『ブーランジュリー タカギ』のパン集合
左上から時計回りに、米粉100%、無添加ベーコンとたっぷりほうれん草のキッシュ、バゲット・アンシエンヌ、合鴨と菜の花のフォカッチャ。
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2024年秋には2号店も誕生

実は2024年10月、JR千里丘改札内に2号店がオープンしたばかり。

「お客さまからの『待ってたよ!』という声も多く、肥後橋から外に出てみるのもいいなと思えました。肥後橋店では今後も変わらず、いつ来ていただいても飽きないような豊富なパンをお届けしていきたいです。みなさんに楽しんでもらいたいという気持ちは年々強くなっています」と幾田さん。

優しさがたっぷり詰まったパンは、今日も街の元気を支えています。

大阪・肥後橋『ブーランジュリー タカギ』の厨房
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