
キムチと餅が自慢の韓国食品店 神戸・長田『中山商店』
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キムチと餅が自慢の韓国食品店
お店があるのは、神戸市長田区・西代(にしだい)駅近くの住宅地の中。1960年代に韓国餅の専門店として創業。その後、85年頃からキムチや韓国惣菜も作るようになり、今では白菜キムチが一番人気だそうです。
白菜キムチと夏の定番・水キムチ
今や『中山商店』の代名詞である白菜キムチ。「素材にこだわり、昔ながらの製法で丁寧に漬けています」と、四代目の金 英貴(キム ヨンギ)さん。白菜は糖度の高い国産のものを厳選し、アミエビは瀬戸内産、塩は「赤穂の塩」、唐辛子はマイルドで香りの良い韓国産「英陽」ブランドを使用。白菜の状態や気温に応じて塩の濃度を変え、熟練の技でひと株一株丁寧に漬けています。「漬け上がり2日後、味がしっかり馴染んで酸っぱくなる少し手前」が金さんおすすめの食べ頃。コク旨ながらあっさりキレの良い風味を小気味良い食感と共に楽しめます。
そして、これからの暑い季節に外せないのが水キムチ。ほんのり爽やかな酸味のある澄んだスープと、白菜・大根・キュウリなど浅漬けの野菜が清涼感たっぷり。わずかに加えたニンニクや青唐辛子もアクセントとなり、暑気払いにぴったりです。キンキンに冷やし、韓国冷麺や素麺と合わせていただくのもおすすめです。
モッチモチの韓国餅は必食!
また、『中山商店』で外せないのが、自家製の韓国餅。もともと韓国餅専門店から始まったというだけあって、トックやトッポキはもちろん、ソンピョン(松餅)、インジョルミ(長餅)など、その種類の豊富さに驚かされます。インジョルミは、ヨモギを練り込んだものや、小豆やきなこ、玉子カステラ生地をまぶしたものなどが5種類あり、歯切れの良いモッチモチの弾力食感はヤミツキに。
初めて食べるのになぜか懐かしさを感じる素朴なおいしさで、リピートする人が多いのも納得です。店頭では、蒸したて搗きたてのものを急速冷凍して販売。「家族や仲間が集まるティータイムのお供に、また腹持ちがいいので成長期の子どものおやつにも。冷凍庫にストックして食べたい時に自然解凍してお召し上がりください」とのこと。店の通販サイトも充実しているので、遠方の人はこちらもチェックしてみてください。
data
- 店名
- 中山商店
- 住所
- 兵庫県神戸市長田区川西通4-103-11
- 電話番号
- 078-201-6023
- 営業時間
- 10:00~18:30
- 定休日
- 日曜日
- 交通
- 各線西代駅より徒歩5分
- メニュー
- 大根キムチ648円、生イカキムチ918円、チャンジャ小626円、自家製サムジャン594円、鹿児島県産蒸し豚(ロース・バラ※量り売り)500g 2430円、トック500g 626円。 ※表記価格は店頭での販売価格
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