
山盛り野菜&キノコのデトックス火鍋『京薬膳 なつめ』辛いのが苦手な人にも!
地下鉄京都市役所前駅からほど近い『京薬膳 なつめ』。名物の火鍋は、麻辣スープ以外にも、白湯、キノコの計3種のスープがあり、辛いのが好きな人も、苦手な人も一緒に楽しめるスタイルだ。この鍋の主役は、なんといってもお重から溢れんばかりの京都産野菜とキノコ。その山盛りっぷりに驚き、満腹になることを約束するが、それでも軽い身体に再び驚くに違いない。
contents
辛くないのも選べる3種のスープ
東京の三田で人気を得ている薬膳火鍋の専門店が2023年にオープンさせた、京薬膳が楽しめる路地奥の1軒。かつては茶道の稽古場として使われていた趣ある邸内で、京都産食材をたっぷり使う薬膳鍋が味わえる。
鍋用スープは全部で3種類あり、ベースは、長ネギやショウガなどの香味野菜を加えて煮込む豚ガラ&鶏ガラのダブルスープ。
そこに赤・青山椒や四川省特産の朝天唐辛子など約20種の素材を加えて痺れる辛さと爽やかな香りに仕立てる「麻辣スープ」。当帰や高麗人参、クコの実に豆乳などをブレンドしたコク深い「白湯スープ」、アガリスクやアンズ茸、ポルチーニ茸などのキノコエキスが凝縮された「きのこスープ」を用意。
刺激的なのは麻辣スープだけなので、辛味が苦手な人でも楽しめる。テイスティングして2種が選べるのも嬉しいサービスだ。
山盛りの具材で蓄積疲労をデトックス
コースは、3種の前菜、アルコールの有・無が選べる梅ドリンクから始まる。その後、重箱に詰められた京都ポークや丹波味わい鶏、季節の京野菜やキノコなどの鍋材が登場するのだが、その量はまさに山盛り。
「驚かれる方も少なくありませんが、九条ネギ、壬生菜、白菜などは火を通すとたくさん食べられますので、繊維質が多く摂れてデトックス効果が期待できます。抗酸化作用があり、美肌にもよいといわれるキノコは全部で7種を使います。秋以降は珍しいキノコをお出しすることもありますよ」と料理長の越川かおりさん。
冷たい料理や飲み物を摂りがちな季節だからこそ、額に汗をにじませつつ頬張る薬膳鍋はまさに御馳走。疲労回復にぴったりなビタミンB群を多く含む京都ポーク、コラーゲンの宝庫でもある軟骨入りのつくねなど、夏の間に蓄積した疲れを吹き飛ばしてくれそうな充実コースである。
data
- 店名
- 京薬膳 なつめ
- 住所
- 京都府京都市中京区麩屋町通二条上る布袋屋町520-3
- 電話番号
- 075-741-8267
- 営業時間
- 17:00~22:00
- 定休日
- 水曜
- 交通
- 地下鉄京都市役所前駅から徒歩5分
- 席数
- 1F/12席、2F/12席
- 個室
- 1室(2名)

recommend